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アンチエイジング5 ちょきちょき顔トレ

顔トレとは、顔のトレーニング。足や腕の筋肉は使わないと衰える。顔も同じだ。皮膚の下の表情筋という様々な筋肉を使わないと、支える力が弱まり、しわやたるみを招く。筋肉を鍛えて、少しでも防止しようというのが顔トレだ。しわの中でも嫌われるのが、鼻の両脇から唇の両端に伸びる「法令線」。このしわが深くなるほど、年をとった印象を与える。顔トレ最大のテーマでもある。グミキャンディーが参加者に配られた。よし、よくかんで口の周りの筋肉を鍛えよう。「いつも同じ場所でかむと、そこの法冷線が深く長くなります」。そうか、気をつけないといけない。次いで、ちょきちょきトレーニング。年とともに顔の輪郭がぼやけ、二重あごのようになっていく。それをすっきりさせる。人指し指と中指であごの線をはさみ、ちょきちょきと指を動かし、耳のところまでさすり上げる。参加者が一斉にちょきちょきを始めた。皆真剣だ。事情を知らないと、「一体何やっているんだ」と不思議に思いそうな光景ではあるが・・・。
            読売新聞 2011.8.25

アンチエイジング2 自分を知って楽になる

 鶴見大学歯学部付属病院(横浜市鶴見区)。ここのアンチエイジング外来で、老化度の検査を受けた。結果を聞きに、再び病院長の斎藤一郎教授をたずねた。斎藤教授から報告書を手渡された。ページをめくると、数字や文字がたくさん並んでいる。「どんな結果だったのでしょうか?」。そう尋ねると、斎藤教授は「筋肉と骨は年齢より10歳以上若い。取材でよく歩いて、鍛えているんでしょうね。」「えっ、本当ですか」。つい頬がゆるみ、声が弾んだ。が、続きがあった。「血管年齢などは10歳以上年をとっています」。口の中も、かむ力は年齢より若いが、唾液の量、飲み込む力などは老化していた。外来主任の講師が、老化防止策を指導してくれた。まず血管。「糖質や脂肪は血管の硬さにつながります。クッキーなどの甘いものの量を減らしましょう」口。「よくかみ、飲み込むと、意識することが大事。おいしいからと、だらだら食べるのはダメです」結果が良かった筋肉と骨にも注文がついた。「歩くだけでは運動不足。将来を考えてジョギングや水泳などもしてください」思い当たることばかり。私はうなずくしかなかった。
            読売新聞 2011.8.19

アンチエイジング1 口と全身 老化度一致

JR鶴見駅に近い鶴見大学歯学部付属病院。2005年に歯科大初の「アンチエイジング外来」が設置された。検査で老化度を判定し、防止策をアドバイスしてくれるという。「口と全身の老化度は一致しているんです」と斎藤教授。歯が抜ける、かむ力が弱まる、唾液が減る・・・。こんな変化が起きると、体にも様々な影響が出る。逆に、体の病気が、口の症状として表れる場合もあるそうだ。「口の機能を維持して、全身の健康を保とうというのが、僕らの考えるアンチエイジングなんです」
            読売新聞 2011.8.18

お口の臭いで人が離れていくことも!?誰も教えてくれない口臭問題

Data2 「お茶やお水を飲む」のは口臭対策の常識?
  ●日頃の口臭対策
    お茶や水を飲む                 47.0%
    食後の歯磨き                  43.8%
    ガムをかむ                   43.6%
    口中ケア食品を利用(タブレットやキャンディー) 27.4%
    舌苔をとる                   23.9%
             ダイム 11.6.21

お口の臭いで人が離れていくことも!?誰も教えてくれない口臭問題

Data1 男性が気になるのは虫歯よりも”口臭”!一方女性は”歯の着色・変色”が1位Q あなたが今、お口について気になっていることはありますか?
 男性 口臭      44.7%     女性 歯の着色・変色 51.5%
    虫歯      38.0%        口臭      44.4%
    歯石      31.0%        歯石      41.1%
    歯周病     30.6%        虫歯      39.2%
    歯の着色・変色 27.6%        歯周病     33.2%
    歯並びが悪い  20.3%        歯並びが悪い  29.3%
    歯槽膿漏    15.6%        知覚過敏    19.9%

電動歯ブラシ、使い方注意  磨き過ぎは知覚過敏誘発 リスク低い専用歯磨き粉 「経済ウイークリー」 〈マネー&ライフ〉

短時間にきれいに磨けて使い勝手がいい電動歯ブラシ。高性能で携帯性に優れ、デザインも洗練された製品が人気となっており、昨年から市場が急拡大。子ども向けも販売され身近な生活用品になりつつあるが、使い方を間違えると大切な歯を傷めかねない落とし穴もあり、注意が必要だ。電動歯ブラシをめぐるトラブルの大半は歯茎の炎症や知覚過敏の症状を訴えるケースがほとんどで、誤った使用法が原因になっているという。

 「歯の表面のエナメル質は硬質で磨きすぎによるダメージはほとんどないが、歯と歯茎の境目付近は特に注意する必要がある]
と指摘する。

 歯茎の裏には比較的軟らかく敏感な象牙質と呼ばれる層があり、冷たい物がしみやすい。歯茎が下がる「歯肉退縮(しにくたいしゅく)」は加齢に伴い進んでくるが、電動歯ブラシで歯茎付近を強くこすりすぎると年齢に関係なく同様の症状を引き起こすという。

口臭で歯周病悪化 骨溶かす細胞増える

口臭の原因となる硫化水素が口の中の細菌が出す毒素に作用し、歯を支える「歯槽(しそう)骨」を溶かす細胞が増えることで歯周病が悪化する仕組みを、岡山大大学院医歯薬学総合研究科の森田学(もりた・まなぶ)教授のチームがラットで突き止め、25日発表した。

 これまで口臭のある患者は歯周病の進行が速いという統計はあったが、詳しい仕組みは分かっていなかった。

 チームは「硫化水素は口内の細菌が出す。細菌は舌にもいるので、歯ブラシで舌も軽く掃除すれば歯周病予防の効果は大きい」としている。

 実験ではラットを(1)正常(2)歯茎に硫化水素を塗った(3)口内の細菌が出す毒素を塗った(4)両方を塗った-の4グループに分けた。

 1日後、両方を塗ったラットでは、歯槽骨表面にある骨を溶かす「破骨細胞」の数が0・1ミリ四方当たり正常なラットの約3倍、硫化水素と毒素を片方ずつ塗ったラットの約1・5倍になった。

 両方を塗ったラットでは歯茎の細胞と歯槽骨の細胞で、片方ずつ塗ったラットより強い反応が起き、破骨細胞を増やすとみられる。

 成果は米歯周病専門雑誌に掲載された。

TPP慎重派が戦線拡大 「医療劣化につがなる」 民主

環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題をめぐって、民主党有志らによ
る「TPPを慎重に考える会」(会長・山田正彦前農林水産相)が10月12日、
日本医師会の中川俊男副会長らを講師に招いて勉強会を開いた。
農業分野以外の問題点を指摘して、慎重論を広げるのが目的。
中川氏はその中で、TPPへの参加を「医療開国の危機」と訴えた。
外資系企業が日本の医療に参入すれば高額の自由診療を行い、国は
診療報酬を引き上げなくなるために、地方の病院などが立ち行かなくな
ると述べた。日本歯科医師会の宮村一弘副会長も「極めてリアルな懸念
だ」と同調した。
民主党の鳩山由紀夫元首相や国民新党の亀井静香代表らも出席し、
山田氏は終了後、記者団に慎重派の署名が190人に上ったことを明らか
にして、野田佳彦首相への直談判について「そのタイミングを考えたい」
と語った。

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