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8020達成者率は61.5%へ増加

 令和6年歯科疾患実態調査の結果(概要)が6月26日に厚労省より公表された。
 8020達成者率は61.5%(前回令和4年調査では51.6%)となり、6割を超えた。
 この1年間に歯科健診を受診している割合は63.8%と前回調査より増加しており、(かかりつけ)歯科医院での定期的な健診が最も多く55.7%であった。
 1人平均現在歯数は65~69歳群以外では増加する傾向を認めた。令和4年調査同様に平均20歯以上を保有する年齢群は70~74歳群までとなっている。
 歯周ポケット(4mm以上)を有する者の割合は年代が上がるにつれて増加する傾向にあり、47.8%との結果だった。
 歯や口の状態で気になるところでは、「冷たいものや熱いものがしみる」が25~59歳まで約1割以上存在し、「歯をみがくと血が出る」は60~64歳で最も高く12.8%存在した。
 
令和6年歯科疾患実態調査の結果(概要)(厚労省HP)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59190.html
【歯科通信】

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