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噛むことの重要性を楽しく理解

旭川でも残暑厳しい8月25日(土曜)・26日(日曜)、旭川地場産業振興センターにおいて、「しっかり噛んで健康家族、チューイングコンテスト」が開催されました。この催しは、噛むことが健康と深いかかわりを持つことを広く一般の方々に楽しみながら理解してもらうことを目的とし、NHK文化センター、NHK旭川放送局が主催し、歯科医師会がお手伝いをいたしました。方法はデンタルプレススクールを約3秒グッと噛んでもらい咬合力とGC社のオクルーザーで測定し、歯科医師が噛むことのアドバイスを行います。
 咬合力の強かった参加者(大人5名、子供5名)には、認定書・記念品が贈呈されます。咬合力(単位はニュートンN)は体重×約10倍といわれますが、中には大人2,000N、子供でも1,000Nを超える方も続出して驚かされました。測定中や、表彰式の間、会場内では噛むことや齲蝕予防についてのクイズも行われ、歓声がわき上がっていました。同会場では、道北の物産展も行われており、会場の熱気で汗だくになりながらも、1日1回につき60名を3回、2日間に渡り行い、無事終了しました。

"人材の確保”が課題 国試・入試への見解作成へ

第5回理事会が8月23日(木)、歯科医師会館で開催され、歯科医師の数の過剰とともに質の確保が課題であることを確認し、これを踏まえ、平成24年度の歯科医師国家試験並びに平成24年の入学試験に関連する見解を作成することを決めた。見解は、歯科医師需給問題が、歯科医療を提供する人材の不足に起因する、質の低下への対応に迫られる深刻な問題へと変質してきたことに触れた上で、過剰問題への対応とともに、入学時の選抜機能、大学への数字のあり方、国家試験機能などを考え合わせて改善の方向性を見定めた対応の必要性を主張する形で取りまとめていく予定。
                 日歯広報 9月5日

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