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山梨・歯科救急拠点 都留市立病院の敷地に 富士・東部地域、13年度開設予定

第4回富士・東部地域歯科救急拠点整備検討委員会(佐藤弥会長)が19日、県富士吉田合同庁舎で開かれ、富士・東部地域の「歯科救急拠点」の建設候補地を、都留市立病院(同市つる5)敷地内に決めた。最大330平方メートルで、現在は駐車場として使われている。同病院は中央道都留インターチェンジから0・4キロの地点。

 選定理由として、(1)インターに近く交通アクセスがよい(2)病院敷地内で道案内がしやすく、分かりやすい(3)富士・東部地域の中心部にあり、患者や出勤する歯科医にとっても利便性が高い――などが挙げられた。

 歯科医の委員からは、「救急対応として病院を控えていること」などが挙げられた。利用者代表の委員からは「住民の利便性や場所の説明をするための場所として適当」などの意見が出され、異論なく決まった。

 候補地としてこのほか、大月市大月2の大月公共職業安定所が挙がった。

 同委員会によると、年間受診数は320人程度を想定。心身障害(児)が歯科診療を受ける際に「摂食・えん下相談機能」も受診できるよう整備する方針。13年度当初の開設を予定している。
毎日新聞社 12月20日(火)

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