記事一覧

おもちに注意

お正月気分もそろそろ抜けた頃と思います。お正月と言えば”雑煮”が定番ですが、この雑煮は、よく正月の新聞をにぎわします。とうのものどに詰まらせることに注意しなければなりません。雑煮は、のどにへばりつく性質があり飲み込みの悪い方には非常に危険だからです。もし、詰まったら掃除機で取り除くよりは、後ろからみぞうちの所に手をあて持ち上げる(ハイムリッヒ法)をお勧めします。掃除機はあまり長い時間行うと肺に損傷をもたらします。
どうしても食べたい場合は、小さく・細かくして一度焼いてからがよろしいとものの本に記載されていました。一番いいのは、飲み込みが悪いと思ったら食べないほうが安全だと思います。

フロスで歯周病、口臭を予防

 歯磨きだけでは不十分
  日本では約7割の人が、1日に2回以上歯磨きしています。それ にもかかわらず歯周病にかかる人は少なくなりません。実はどん なに上手に丁寧に磨いても、歯ブラシだけでは歯垢の約6割しか 落とせないというデータがあります。

 補助用具
  磨き残しを減らすためには、デンタルフロスや歯間ブラシなど を用いると良い。フロスを用いると歯垢の除去が歯ブラシと併用 で86%に歯間ブラシでは、95%にアップする。

 まずは週1回からはじめてみる
  ①歯と歯の間にフロスを入れる場合は、ノコギリをひくように  ゆっくりとする。一気にいれると歯ぐきを傷つけることもあ   る。
  ②歯と歯の間にフロスが入ったら、片方の歯と歯ぐきの間に糸  が少し隠れるまで、4~5往復させる。深く入れすぎない
              Nikkei Business
  

歯は健康の源 定期健診のメリット

実際に何をどうすれば歯の健康でいられるかと聞かれた場合に、今までの生活習慣を見なおし、お口の健康増進にために行う一番大切なことは、かかりつけ歯科医院で定期健診を受けることです。具体的には定期的に医院で指示通りの指導と処置を受けた人の60歳以上での歯が抜ける本数が1本にくらべ痛いときだけ通っている人での抜ける本数が10本を越えています。通常の人間の歯が親知らずを除いて28本ですから大変な差です。
             2007.11.26 十勝毎日新聞

むし歯の本数について

中学・高校生から増えるのはなぜ?

2005年の厚生労働省の歯科疾患実態調査によると12歳のDMFT歯数は、1.7本だそうです。DMFT歯数とは、永久歯のむし歯になった歯数で、Dは治療していないむし歯、Mはむし歯で抜いた歯、Fは治療した歯、その合計の歯数です。12年前のDMFT歯数は3.6本ですので、小学生のむし歯は12年間で半分に減りました。

しかし、14歳のDMFT歯数は3.3本、15~19歳は4.4本となり、中学生・高校生になるとむし歯がかなり増えてきます。
そして、25~29歳では9.6本、30代になると12.8本となり、65歳以上では20.8本となります。
小学生の時は親の管理で歯を磨いたり、おやつを食べますが、中学生ぐらいから親の管理を離れ、自主性に任せられます。

当歯科医院でも、小学生までは定期的に来院してくれて、健診・むし歯予防処置ができたのに、中学生になると塾やお稽古で忙しくなり、来院しなくなる場合が多いです。小学生までは、むし歯ゼロだったのに、高校生になってしばらくぶりに来院してくれたら、むし歯がたくさんできていたりということもしばしば。中学生・高校生になっても定期健診で来てほしいものです。

手軽な口臭解決法

問)電車やバスの車内でつい居眠りをしてしまった後に、自分の口臭が気なるときがあります。歯磨きしたり、ガムをかんだりすることの難しい状況でも使える口臭解消法がありますか?

答)口臭の原因の一つに口内の乾燥によるものがあります。唾液を出す運動で口臭を減らせる場合があります。それでも口臭が強い場合は、専門医の受診をお勧めします。
           西日本新聞 2007.11.18

入ればの手入れ

歯磨き剤使わず流水下で
 入ればの清掃方法は、できれば毎食後に普通の歯ブラシもしくは義歯清掃用の歯ブラシを用いて流水下で磨いてください。歯磨き剤を使用すると入ればのプラスチックの部分が磨り減ってきます。
 また、一日中入れっぱなしだと歯のない粘膜に負担をかけますので一定時間ははずして粘膜を休ませましょう。外した入ればは、コップなどの容器の中に水を入れて保管してください。
                   山口新聞 2007.11.14

むち打ち症が顎関節疾患の原因に

 むち打ち症にかかっている患者の3分の一が、後遺症として顎に治療を必要とするような痛みもしくは機能障害を起こす危険性があることが、スウェーデンのウーメオ大学の研究により明らかになった

口腔のピアスが健康に悪影響

一部の若者たちの間で広く行われている唇や舌のピアスが、重篤な歯科疾患や全身疾患を引き起こす恐れがあり、時に生命にかかわるような心臓の感染症さえ懸念されることを警告するメッセージを発した。
     歯科雑誌 2007.12 デンタル トリビューン

過去ログ