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8020推進道民会議メンバーに田中雅美さん決定!!

新たな道民会議メンバーとして2000年シドニーオリンピック銅メダ
リストの田中雅美さんが加わった。田中雅美さんは1979年に北海道
遠軽町で生まれ、岩見沢市で中学まで過ごし、2000年シドニーオリ
ンピックの女子400mメドレーリレーで銅メダルを獲得する。2005年
現役引退。同年8月、ダイナミック・アプネア・ウィズアウト・フィ
ン(プールでのフィンなし平行潜水)で日本新記録を達成。現在は
スポーツコメンテーターとして活動のほか、ミズノスイムアンバサ
ダーやティップネススイムアンバサダーとして全国で水泳講師を行
っている。また、「JICAなんとかしなきゃ!」メンバーとして
チャリティー活動にも力を注ぐなど幅広く活躍している。

歯磨きの底力 自ら気付ける大人に

小学校までに当たり前のように身につけた歯磨き習慣を、中高生の時期にどう継続させるかが大きな課題となっている。永久歯がそろい歯への関心は薄れる一方、塾や部活動、友人関係のストレスから生活リズムは一変する時期だ。スポーツと歯の関係や口臭など多角期に好奇心へ訴え考えさせる工夫などが学校現場で重ねられている。茨城県日立市では4年前から学校歯科医に中学校での喫煙防止講座を依頼している。喫煙で変色した歯肉の写真を見せると、肺などのダメージとは異なる影響がわかり、口腔(こうくう)への関心も高まる。同市保健福祉部の担当者は「喫煙への関心を持ち始める中学生にどう働きかけるか。時間がとれない学校を説得する切り札が喫煙防止講座と歯科保健指導とのセットだった」と話す。中高生は教育の場が、歯や口の健康管理を身につけさせられる最後の機会である。 
             日本経済新聞 2011.8.2

歯磨きの底力 生きる力もそしゃくして

歯磨きの底力 自ら気付ける大人に
 小学校までに当たり前のように身につけた歯磨き習慣を、中高生の時期にどう継続させるかが大きな課題となっている。永久歯がそろい歯への関心は薄れる一方、塾や部活動、友人関係のストレスから生活リズムは一変する時期だ。スポーツと歯の関係や口臭など多角期に好奇心へ訴え考えさせる工夫などが学校現場で重ねられている。茨城県日立市では4年前から学校歯科医に中学校での喫煙防止講座を依頼している。喫煙で変色した歯肉の写真を見せると、肺などのダメージとは異なる影響がわかり、口腔(こうくう)への関心も高まる。同市保健福祉部の担当者は「喫煙への関心を持ち始める中学生にどう働きかけるか。時間がとれない学校を説得する切り札が喫煙防止講座と歯科保健指導とのセットだった」と話す。中高生は教育の場が、歯や口の健康管理を身につけさせられる最後の機会である。 
             日本経済新聞 2011.8.2

混合歯列期の注意点 永久歯の仕上げ磨き重要

3歳前後で生えそろった乳歯は、6歳くらいになると下の前歯から永久歯に交換が始まります。同時期に、乳歯の奥歯(乳臼歯)の後ろに6歳臼歯と呼ばれる永久歯の奥歯も生えてきます。低学年のこの時期には前歯の生える位置や方向の異常、上下の歯の位置関係に注意するとともに、生える途中や生えたばかりの永久歯は虫歯になりやすいので、保護者による仕上げ磨きでしっかりと汚れを落とすことが重要です。
            福島民友 2011.7.22

歯科医師が大麻所持容疑

警視庁渋谷署は26日までに、大麻取締法違反(所持)の疑いで、東京都世田谷区の歯科医師秋場元(あきば・げん)容疑者(33)を現行犯逮捕した。「自分で吸うために持っていた」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は23日、袋に小分けされた乾燥大麻合わせて約16・9グラムを自宅に隠し持っていた疑い。

 渋谷署によると、別の事件の捜査で秋場容疑者が浮上。家宅捜索で乾燥大麻や吸引用とみられるパイプが発見された。同署は入手経路を調べている。

口角炎 なめず拭わず辛い物控えて

Q 8歳に娘は1年ほど前から口の両端が切れるようになりました。薬を塗ると2~3日で治りますが、またすぐに切れてしまいます。あくびや大きな口を開けて食べたときも切れます。原因は何でしょうか?また、何科を受診すればいいのでしょうか?

A 唇の横端の部分である口角に亀裂(ひびわれ)や発赤、びらん、かさぶたが生じている状態を「口角炎」といいます。亀裂があると口を開けるたびに引き裂かれるように痛み、とてもつらいものです。一般に原因としては①カビの仲間であるカンジダの感染②ブドウ球菌、連鎖球菌など細菌の感染③食物などによる接触皮膚炎④アトピー性皮膚炎⑤ビタミン欠乏症⑥鉄欠乏性貧血などの全身性疾患などが考えられます。角層が常時水分を含み、ふやけているとカンジダなどが繁殖しやすくなります。唾液の分泌量が多い人、口を半開きにしている人などは、口角の皮膚が唾液でふやけていることが多く、カンジダや細菌の感染で口角炎を発症しやすいため注意が必要です。逆にアトピー性皮膚炎などで乾燥状態が強いと、ちょっとした力で口角の皮膚に亀裂が生じることもあります。痛いからと、なめて唾液で潤すとかえって乾燥状態が強くなり、亀裂や発赤が悪化しかねません。どのような原因でも、患部をなめない、拭いすぎない、室内を乾燥させすぎないことが重要です。辛い物が控えましょう。歯みがき粉も刺激となるので、口角についた歯みがき粉は水で落としてあげましょう。
            2011.9.14 北海道新聞

入院した日から口腔ケアを行なえていますか?

C病院のある町は、町民のほとんどが高齢者であるうえに老老介護の世帯が非
常に多く見られます。たとえばご主人が入院すると、その準備は奥さまがしなけ
ればなりません。ですが、奥さまも自分のことで精一杯。入院の際に必要なケア
用品がそろわず、看護師さんは頭を悩ませていました。とくに口腔ケア用品は、
準備されないことが大半だったそうです。

 そこでC病院では、パジャマ・タオル・洗面器・コップなどをそろえた「アメ
ニティセット」を考案。患者さんが入院時にケア用品を準備しやすいシステムを
導入しました。もちろんその中には、入院した日からしっかり口腔ケアに取り組
めるよう、粘膜ブラシ(柄付くるリーナ)が入っています。

 それまで、口腔ケアを開始できるのは入院して3、4日経ってから。その時点
で口腔内はかなり汚染されてしまっていました。しかし、アメニティセット導入
後は、入院当日から唾液を分泌させる口腔ケアができるように。
 さらに! 口腔内の汚染が軽減されることで、患者さんの二次感染のリスクも
減少。ケア面の清掃保持だけでなく、キュア面の二次感染予防においても大きな
成果が出ているのです。

 看護師さんのひとりは言います。
「“口腔ケアをしたいのにできない”という精神的なイラ立ちがなくなり、口腔
ケアへの意欲がますます高まっています」

 皆さんの病院でももう一度、ケア用品を見直してみてはいかがでしょうか?
入院した日から口腔ケアを提供できることで、口腔の汚染からくる“誤嚥性肺炎
の予防”や“口の廃用予防”につながります。

口臭② 即効法なし 地道にケアを

 口臭に対処するには、一番多い原因である口腔乾燥症へのケアが大切ですが、原因は複雑で、有効な対処法はすぐには見つかりません。そのため、短時間で除臭効果の出やすい対処療法的な処置が中心になります。基本的には、口腔粘膜の保湿(人工唾液やジェルの塗布、口呼吸の対処など)、唾液分泌の改善(食生活の指導、舌の体操、ガムをかむなど)を指導します。次に、通常のブラッシング方法に加え、口臭の原因である舌苔を取り除くことを中心に、正しい口腔粘膜ケアの方法を学んでもらいます。また、必要に応じて、歯石の除去や虫歯、歯周病を治療し、比較的長時間にわたり除臭効果が期待できるスプレーや洗口剤を勧めます。頻度としては少ないのですが、口の中に何の問題もなく、何らかの全身的な要因で息が臭うと考えられる場合は内科などの受診を勧め、必要な治療を受けてもらうこともあります。
           2011.9.14 北海道新聞

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