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高齢化、薬の副作用で増加 10人に1人?ドライマウス

 高齢化、薬の副作用、軟食化などの影響で唾液が減り、さまざまな症状を引き起こすドライマウス(口腔乾燥症)。患者は日本人の10人に1人とも。熊本大病院歯科口腔外科の篠原正徳教授は「10年ほど前から注目され始めた症状で、根本治療法は確立されていません。対症療法が中心ですが、最近は唾液分泌刺激薬や良い人工唾液、保湿剤が開発されており、口腔ケアをきちんとやることが大切」と話す。
            熊本日日新聞 2011.8.11