私は歯間ブラシをあまりオススメしません。力まかせに磨いて歯肉に傷をつけてしまう人が少なくないからです。40代あたりからは歯肉が痩せて歯と歯の間がだんだん開いてきます。でもそれはそれでチャンス!わざわざ歯間ブラシを使わずとも、キレイに磨ける歯間歯磨き法があるので、今までの歯磨きにプラスするといいですよ。その歯磨き法で磨いても取りきれない汚れは、仕上げのような感覚でフロスを使ってこそぎ落とすといいでしょう。
私は歯間ブラシをあまりオススメしません。力まかせに磨いて歯肉に傷をつけてしまう人が少なくないからです。40代あたりからは歯肉が痩せて歯と歯の間がだんだん開いてきます。でもそれはそれでチャンス!わざわざ歯間ブラシを使わずとも、キレイに磨ける歯間歯磨き法があるので、今までの歯磨きにプラスするといいですよ。その歯磨き法で磨いても取りきれない汚れは、仕上げのような感覚でフロスを使ってこそぎ落とすといいでしょう。
互いに密接な関係がある歯周病と糖尿病、双方の改善を促すため、
豊橋市民病院の歯科口腔外科と糖尿病内分泌科は、6月から豊橋歯
科医師会(朽名正也会長)の協力を得て、「ストップ・ザ・歯周病」
合同プロジェクトをスタートさせた。歯周病と糖尿病は、互いの病
状を悪化させる関係にあることがクローズアップされてきているが、
これを防ぐため、同病院の2つの診療科と歯科医師会の連携で行う
この取り組みは、まだ全国的にも珍しいといえる。具体的には、糖
尿病内分泌科が糖尿病の入院患者に行う改善指導に、歯科口腔外科
も参加し、歯周病の説明や検査などを行い改善を啓発する。治療は
歯科医師会員が行い、市民病院と医療情報を交換することで効率化
につなげる。さらに同プロジェクトは、「歯周病の改善が、糖尿病
の改善につながるか」などの臨床研究のデータ蓄積や学会発表にも
繋がるとしている。
5月26日(土)、27(日)の両日、アクセスサッポロにおいて「北海道
健康サ美ット2012」が開催された。会場には約100社が出展し、最
新の美と健康情報を発信・体験できるイベントということで、トー
クショーや体験・相談コーナーも設けられ、多数の来場者があった。
道歯会では、これまでお口のケアチェックは、手書きかMicrosoft
Excelを使用することとなっていたが、この度WEB版が完成し、今回
の 「北海道健康サ美ット2012」 のなかで実施され、4名の担当役員
のもと、2日間にわたり、延べ185名を対象に使用した。WEB上で手軽
で簡単にセルフチェックを行うことが出来るように開発されており、
殆どトラブルが起きることなく使用された。このWEB版を利用する
にはネットの環境が必要だが、スマートフォンやiPhone、タブレッ
トやPadでも利用できるため、道歯の一般ホームページなど、一般
の人が利用しやすいように今後も進めていく予定である。尚、従来
の <だ液で「お口の健康度チェック」〉 と、だ液を取り入れない
<お口のケア ”チェック&アドバイス” >とに、名称を使いわける
こととしている。
今までと同じように力まかせに磨いていると歯肉が下がって歯と歯の間の隙間がどんどん進行したり、歯肉に傷をつけてしまったりというトラブルを引き起こす可能性も・・・。40代になると歯間もやや開いてくるので、その歯間と歯周ポケットにまで入り込んで汚れを掻き出してくれる、毛先が細くてやわらかい歯ブラシを使いましょう。ちなみに私は場所に応じて3本使いわけています。
そのうち1本は自分用のフォルムに毛先をカット。行きつけのデンタルクリニックに相談すると会うようにカットしてくれたりオススメの形の歯ブラシをアドバイスしてくれたりするでしょう。力を入れすぎないように磨くコツはブラシの持ち方。握るのではなく鉛筆を持つように。その方が小回りもききます。
Hが病室に足を踏み入れると、人工呼吸器をつけて寝ているお父様の姿が目に
入りました。挿入されているカテーテルの数に驚いたといいます。
「VAPは大丈夫だろうか?」
Hは挿管後48時間以内に呼吸器関連肺炎が発症するリスクが高いことを知っ
ていたのです。
室内の洗面台には『柄付きくるリーナ』が置かれていました。これは看護師さ
んに言われてお母様が購入したそうです。
Hが病状と口腔ケアについて看護師さんに尋ねると、こう答えてくれました。
「肺炎が絶対に起こらないとは言えませんが、私たちは口腔ケアを1日に数回行
なっています。ところで、サクションができる『くるリーナ』はないんでしょう
か?」
Hは挿管患者向けの『吸引ICUブラシ』があると伝え、早速調達の手配を済
ませました。
その後お父様は徐々に快方に向かい、3ヶ月後に晴れて退院できたのです。
「口腔ケアのおかげで回復できたのかどうかはわかりません。でもVAPや誤嚥
性肺炎にならなかったのは、口腔ケアをしてくれたからだと考えています。何よ
りもあれだけ手厚い看護をしてもらえて、『親父は幸せだ』と感じました」
Hの話を聞いて、ヴァージニア・ヘンダーソンの言葉が私の脳裏をかすめまし
た。
「口腔ケアの質が看護の質を表す」
少しでも現場の看護師さんのお役に立てるように頑張りたい。口腔ケア普及に
全力を尽くすと決意を新たにした次第です。
歯が白くなるという歯磨き剤のなかには、研磨剤でステインやヤニのような頑固な汚れを削り落とすものがあります。しぶとい汚れも確かに薄くなっていきますが、歯に傷がついたりエナメル質が薄くなったり、場合によっては歯肉を傷つけることも・・・。歯の傷やエナメル質の薄さは、知覚過敏や歯の劣化にもつながってしまいます。歯磨き剤は研磨剤不使用か研磨剤低配合のもののなかから選ぶとよいでしょう。
高級な真っ白いお皿でベタベタしたものを食べた時は、こびりつく前に優しく洗いますよね。歯も同じ。食後すぐに優しく丁寧に洗い、優しく磨きましょう。とはいっても、忙しいGLOW女子が毎度時間をかけて歯磨きするのは難しいのはわかります。最低でも夜だけはじっくりと時間をかけて丁寧に磨くようにしてください。一本一本丁寧に磨いていったら、最低でも20分。慣れるまでは鏡を見ながら磨くことをオススメします。
磨いたあと歯を舌で撫でてみてヌメリやザラつきがあったら、それはまだ磨き残しがある証拠。磨いては確かめ、磨いては確かめ・・・と繰り返して。私は4本磨くごとにチェックをしています。
週1回、歯磨きの前後に口の中をチェックするのを習慣づけるといいですね。デンタルミラーを使って合わせ鏡で奥や裏もくまなくチェック。同時に舌もみてください。舌は絨毯にように細かい凹凸が湿っている状態なので、実は菌の温床になりやすいんですよ。舌苔が厚くついていると菌がたくさん繁殖し、腐敗したような口臭が漂ってしまいます。健康な舌は薄赤く、薄白い舌苔がうっすらとある状態。歯ブラシで強く磨いたりすると摩擦で傷がつき逆効果。
すでに毛が寝てしまったやわらかめの歯ブラシやガーゼで週2回撫でる程度でOKです。菌を増殖させない洗口液を使うのも口内環境を整えるのに効果的ですよ。こうやって日常、自分自身でできることをやりつつ、そのケアが正しいかチェックを兼ねてデンタルクリニックを利用するという、今ある歯を健康なまま残す努力を心がけましょう。
グロー 12.4月