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訃報 名誉棋聖の藤沢秀行さん 83歳

重厚な棋風で棋聖戦6連覇を果たし、破天荒な生き方で「無頼派」として知られた囲碁棋士の藤沢秀行(ふじさわ・ひでゆき、本名・保=たもつ)さんが8日午前7時16分、誤嚥(ごえん)性肺炎のため東京都内の病院で死去した。83歳。葬儀は近親者だけで行い、お別れ会を後日開く。喪主は妻モトさんと長男秀樹(ひでき)さん。

 

気になる体のにおい根源は食べ物

口臭や加齢臭など体のにおいを気にする人は多い。においは生活の中で必ずでるもので、ほとんどの場合は健康に支障ないが、周囲に不快感を与えない程度に抑えたい。歯周病、糖尿病などが引き金となっていて、治療しないと消えないケースもある。気になるにおいの種類や、予防に役立つ生活習慣の改善法は
①食べ物の種類で炭水化物を多く取り、動物性の脂肪、タンパク質の量を減らすと良い。
②加齢臭を抑えるには抗酸化作用のあるビタミンE,C、カロチンなどを含む食品をとる。
③口臭対策では、唾液を出しやすくする口の体操が有効
④皮膚からでる汗のにおいの予防には、汗腺トレーニングがお勧め
                  日本経済新聞 2009.3.29

口の万歩計で食習慣改善

こどもに良くかんで食べる習慣をつけさせようと、長野県の養護教諭たら、噛む回数を測定する装置「お口の万歩計、かみかみセンサー」を開発した。開発した教諭によると、約350人の小学生で使用した結果、肥満児はそうでない児童に比べ食事時間が約3分早かった、早食いは満腹と感じる前にご飯をかき込み、食べ過ぎてしまう。飲み込む力の落ちた高齢者がかむトレーニングをできるよう、次は大人用センサーを開発したいと話している。
                   毎日新聞 2009.3。28

過剰な診察拒否見直しを=新型インフルで通知-厚労省

5月6日20時33分配信 時事通信

 厚生労働省は6日、海外渡航歴のない発熱患者が医療機関から診察を拒否されるケースが相次いでいることを受け、発熱患者の受診に関する「基本的な考え方」をまとめ、都道府県に連絡した。新型インフルエンザの世界的な拡大を受けた医療機関側の過剰な診察拒否の見直しを求めている。
 連絡では、医療機関側が発熱患者に対し、「発熱相談センター」への電話相談を勧めるケースとして(1)新型インフルまん延国への渡航歴がある(2)新型インフル患者との接触歴がある-場合を挙げた。また、同センターが新型インフル専門の「発熱外来」に行く必要がないと判断すれば、「感染予防に必要な指導を行った上で、当該医療機関が診察すること」としている。

高齢者向け口腔機能測定器

新潟県歯科保健協会、竹井機器工業などが共同で開発した高齢者向けの口腔機能測定器
「健口くん」は、2つの口腔機能測定・評価・操作を従来より簡単にできるようにした。2つの機能とは、発音回数を調べるオーラルディアドコキネシスと反復唾液嚥下テストである。自治体や老人福祉施設などでの販売を見込んでいる。
                 日刊工業新聞 2009.3.25

かむ力、のみこむ力

食べ物をのどにつまらせて亡くなる事故は年間約4000件起きている。その多くは、高齢者だ。かんだり、のみこんだり、口の機能は、加齢とともに気づかないうちに徐々に低下する。誤嚥による事故や肺炎を防ぎ、心身ともの豊かな生活を送るには、日頃から自分の口の中の状態を自覚して、その機能の維持と向上を心がけることが大切です。
 日本歯科大の岩久客員教授は、急速に高齢化が進展するなかで、日頃の健康管理で、QOLの維持や向上を図りながら、おいしく食べて、楽しく話す、心豊かな長寿こそ、人間の生きる尊厳ですと話す。
                    朝日新聞 2009.3.23

入れ歯は訓練と調整が必要

入れ歯は、入れればかめるというものではない。かむ訓練を重ねて初めて、使いこなせる道具です。一度作ればずっと使えるわけでもありません。高齢者は体重の増減に従って歯ぐきがやせたり太ったりするので、浮いた入れ歯が口中を傷つけないよう常に調整が必要です。口はかむ、味わう、飲み込む、話す、呼吸するという大切な機能を担っていると同時に、病気の入り口にもなれば防ぎ口にもなる。その人の生活の質を左右する口腔ケアを、トータルにおこなえる環境が必要だ。
                 日本海新聞 2009.3.16

食品による窒息事故乳幼児、高齢者注意を

厚生労働省のデータによると、近年4000人以上の方が食べ物による窒息で亡くなられています。特に乳幼児や高齢者は普段からリスクのある食べ物や食べ方に気をつける必要があります。
 乳幼児の場合、臼歯がはえそろっていないため、かんですりつぶすことが困難です。また、高齢者では唾液の分泌が少なく、食べ物をかみ砕くことや飲み込むことの機能が低下しているため、粘り気のある食べ物がのどに詰まりやすくなります。
              福島民報 2009.3.16

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