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歯周組織の再生、手軽に

あごの骨に穴を開けて採取した骨髄液を使い、重度の歯周病で失われた骨などを再生する技術で、腰骨から採取する従来法に比べて手軽にできる。病院に限らず、小さな開業医でも扱える技術に仕上げ、再生医療の普及を目指す。
 「歯科医の社会的地位を高めるため、再生医療を実用化したい。それには歯科医の技量によらず手軽に扱える技術の確立が必要だ」。同社取締役である広島大の栗原英見教授はこう説明する。
           日経産業新聞 2009.5.25