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HPKIの需要・使用頻度を検証

日本歯科医師会は、HPKIカード(歯科医師資格証)発行を希望する歯科医師の窓口となり、MEDIS(医療情報システム開発センター)に送付する「HPKI需要検証事業」を開始する。15日の定例記者会見で柳川忠廣 副会長が報告したもので、カードの需要や使用頻度(電子処方箋の発行状況)などを把握して将来の需要予測を図るのが目的。諸経費の一部を国と日歯が助成し、従来の半分以下のコストで発行できる可能性も示唆した。

 令和5年1月から運用が開始される電子処方箋サービスで、電子処方箋を発行するためにはHPKIカードを用いた電子証明が必要になる。                      
【日本歯科新聞】

中医協 増点に賛否両論

オンライン資格確認等システムを導入した保険医療機関の手間の大きさ、再診時の薬剤情報などの確認の必要性から、一定期間に限って「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」を増点するか否かの議論が行われた。患者がマイナ保険証を持参しない場合の負担などを考慮した評価の見直しを要望。一方で支払側委員からは唐突で国民の声を反映していないとして反対の意見が上がった。

 歯科の初診時において、抜歯などの手術や処置に備え、患者の薬剤等医療情報を把握することは大変重要との考えを示した上で、「患者がマイナ保険証を持参していない場合は、患者からの聞き取りに手間取り、時間やスタッフなどのサポートが必要な場合もある」と強調。長期治療時は、途中で薬剤情報が変わる可能性もあり、その都度聞き取る負担なども考慮して、評価の見直しを求めた。

【歯科通信】

オンライン資格確認導入の原則義務化について

オンライン資格確認の導入が原則として義務付けられる説明が厚生労働省よりございました。


 資料とYou Tubeにて配信された動画を本会ホームページの会員ページに掲載しましたので、下記URLよりご確認ください。

https://doushi.net/member/bukai/view/669

定期歯科健診 リスクよりメリットで受診意欲

定期歯科健診を受診している人は、普段から歯間ブラシやフロスを使う習慣のある人、受診に利点を感じている人。岡大の研究グループが明らかにした。

 すべての世代で定期歯科健診は重要とされているが、高校卒業後は義務化されておらず、自分の意思次第となるため、継続して受診する人が少ない現状がある。研究グループは、定期歯科健診の受診の意志に影響を及ぼす因子を調べた結果、受診の意志がある人は、歯間ブラシやフロス習慣のある「口腔衛生行動が良い人」や「歯科健診を受診すると良いことがあると感じている人」で、それぞれオッズ比は1.6あまりだった。一方で、リスク回避性については関連が認められなかった。

 その上で「意志に関連する因子に基づいたアプローチをしていくことで、今後の歯科健診の受診行動を改善し、口の健康が良くなる人が増えていく可能性がある」としている。


【歯科通信】

12/26からHPKI需要検証事業を開始

来年1月から運用開始が予定されている電子処方箋サービスにおいて、電子処方箋の発行には現状ではHPKIカードを用いた電子署名が必要です。
 

 そこで、歯科におけるHPKIの需要と利用状況等の調査確認を目的に、12月26日(月)より「HPKI需要検証事業」を実施します。
 事業期間内に受理した申請については、カード発行料金へ補助金が適用されます(補助適用後の発行費用:15,000円)。

 詳細は、日歯HP( https://www.jda.or.jp/dentist/hpki/)よりご確認ください。

【日歯メールマガジン [No.757 22/12/26]より】

物価高騰対策支援金の申請はお済みですか?

 12月19日に北海道国民健康保険団体連合会より各対象医療機関に送付された『医療・介護・障がい施設等物価高騰対策支援金支給事業』の交付申請書の申請期限が、令和5年1月31日(火)まで【必着】となっております。

 各対象医療機関においては、交付申請書に同封された返信用封筒にて北海道国民健康保険団体連合会へ忘れずにご提出願います。

支援金額:無床診療所10万円、有床診療所20万円
※保険医療機関でない診療所、基準日に廃止・休止している診療所は対象外となります。

北海道国民健康保険団体連合会(物価高騰対策支援金支給事業)
https://www.hokkaido-kokuhoren.or.jp/hotnews/category/200.html

問い合わせ先:
コールセンター(物価高騰対策支援金問合せ窓口)
TEL:0120-33-2666<平日9:00~12:00、13:00~17:00>

3度目誤抜歯で診療停止 長崎大病院、報告も怠る

長崎大病院は6日、口腔(こうくう)外科の歯科医師が予定とは別の「親知らず」を抜歯する医療事故があり、上司への報告も怠っていたと発表した。健康への影響はなかった。2020年12月、21年4月にも誤抜歯が起きており、口腔外科の診療を原則停止とした。

 病院によると、今年11月8日、長崎県内に住む30代女性患者の左上と左下の親知らずを抜く予定だったが、右下と左下を抜歯。女性患者は直後に部位が違うと指摘し、13日に電話で説明を求めた。歯科医師は16日に謝罪し、抜くはずだった左上の親知らずを抜いた。

 女性患者から病院に投書があり、発覚した。病院は、担当医が当日まで決まっておらず、患者との予定部位の確認も怠っていたのが原因としている。

 記者会見した沢瀬隆(さわせ・たかし)副院長は「口腔外科に体質的な問題がある。意識改革やシステムの改善を図り、再発防止に努めたい」と謝罪した。

3度目誤抜歯で診療停止 長崎大病院、報告も怠る

長崎大病院は6日、口腔(こうくう)外科の歯科医師が予定とは別の「親知らず」を抜歯する医療事故があり、上司への報告も怠っていたと発表した。健康への影響はなかった。2020年12月、21年4月にも誤抜歯が起きており、口腔外科の診療を原則停止とした。

 病院によると、今年11月8日、長崎県内に住む30代女性患者の左上と左下の親知らずを抜く予定だったが、右下と左下を抜歯。女性患者は直後に部位が違うと指摘し、13日に電話で説明を求めた。歯科医師は16日に謝罪し、抜くはずだった左上の親知らずを抜いた。

 女性患者から病院に投書があり、発覚した。病院は、担当医が当日まで決まっておらず、患者との予定部位の確認も怠っていたのが原因としている。

 記者会見した沢瀬隆(さわせ・たかし)副院長は「口腔外科に体質的な問題がある。意識改革やシステムの改善を図り、再発防止に努めたい」と謝罪した。

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