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新型コロナ 71人感染 入院200人超 旭川で初のクラスター /北海道

道内で3日、過去3番目となる71人の新型コロナウイルス感染が新たに確認され、感染者は計3349人になった。旭川市では初めてのクラスター(感染者集団)が発生し、日別で過去最多の7人が感染。また、札幌市内の70代男性と道内の80代女性の死亡も発表され、死者は計112人となった。【土谷純一、渡部宏人】

 内訳は札幌市発表分が未就学児2人を含む49人。その他の地域は、旭川市7人▽小樽市2人▽石狩管内3人▽胆振、上川管内各2人▽空知、後志、日高、オホーツク、十勝管内、札幌市在住の各1人。このうち28人の感染経路が不明という。

 クラスターは新たに3件発生し、5日連続の確認。札幌市のススキノでない場所にあるスナック、旭川市内の飲食店、胆振管内のカラオケスナックで、それぞれ利用客ら6~7人が陽性と判定された。

 小樽市立潮見台小では児童1人の感染が確認され、13日まで学級閉鎖する。旭川市内の中学生1人も感染し、学校は4日から3日間休校すると決めた。

 道内では1週間連続で新規感染確認が50人を超え、7日間の累計は491人。道は10月28日に「警戒ステージ」を2に上げたばかりだが、既に3に移行する目安である133人を大きく超えている。使用病床数も今月3日時点で215床と、ステージ3の基準の250床に近づいている。

 道保健福祉部の広島孝技官は「札幌だけでなく全道各地、さらに50代以上にも感染が広がっている。中等症の患者が増え、医療機関への負担が大きくなってきている」と危機感を強めている。

歯周病とアルツハイマー型認知症

歯周病菌がアルツハイマー型認知症と深い関係があることが
九州大学の研究で解明されました。
認知症の中で67%を占めるのがアルツハイマー型認知症です。 
「アミロイドベータ」などの異常なタンパク質が
脳に蓄積することが原因で神経細胞が死んでしまい、
脳が萎縮して、認知機能が低下してしまいます。
そのアミロイドベータと関係が認められたのが
歯周病菌の「ジンジバリス菌」です。
ジンジバリス菌は歯ぐきの内側に潜んで仲間を増やし、
血管を通って体内に侵入します。
ジンジバリス菌の出す酵素「ジンジパイン」によって
アミロイドベータが産生されます。
歯周病菌に感染したマウスの脳血管の表面では、
アミロイドベータを脳内に運ぶ「受容体」と呼ばれる
タンパク質の数が約2倍に増え、
脳細胞へのアミロイドベータの蓄積量も10倍に増えたそうです。
「歯周病菌は異常なタンパク質が脳に蓄積することを加速させてしまう」
ということが明らかになったわけです。
歯周病はその他にも多くの全身疾患と関係があります。
とても注意が必要ですね。

▼参考:歯周病菌感染は全身の脳老人斑成分を脳内輸入させる(九州大学)
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/j0yjdus09xa5zpbkertxZ

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