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忍び寄る 肺炎

東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城両県の沿岸部で、口の中で繁殖した雑菌が気管に入ることで起きる誤嚥性肺炎が多発する危険性が指摘されている。発生から3ヶ月が過ぎても水道が復旧せず、歯磨きが十分にできていない地域があるためだ。昨年より誤嚥性肺炎の死者が増えた病院もあり、医療関係者は雑菌の繁殖しやすい夏場に向け、警戒を呼び掛けている。
              毎日新聞 2011.6.18

たん吸引、「介護本来の業務でない」-

厚生労働省の「介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方に関する検討会」の委員を務める平林勝政・国学院大法科大学院特任教授は8月2日、東京都内で講演し、6月に成立した改正社会福祉士及び介護福祉士法で、たん吸引などの医行為が介護福祉士の「介護」業務とされた点について、「介護職の本来業務ではなく、外付け(の業務)にすべきだった」と述べた。

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