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慢性疾患がない平均余命が10年伸びる5つの生活習慣因子

米国で看護師健康調査(Nurses' Health Study)に参加した女性看護師7万3196人および医療従事者追跡調査(Health Professionals Follow-up Study)に参加した男性医療従事者3万8366人を対象に、健康的な生活習慣と重大な慢性疾患(がん、心血管疾患、2型糖尿病)のない平均余命の関連を前向きコホート試験で検討。喫煙歴なし、BMI 18.5-24.9、中強度ないし強度の運動30分/日以上、食事の質の指数高スコア、適量の飲酒の5項目を低リスク生活習慣因子とした。

 50歳時の重大な慢性疾患のない平均余命は低リスク生活習慣因子を遵守していない女性23.7年、4項目以上遵守している女性34.4年、男性ではそれぞれ23.5年と31.1年だった。男性重度喫煙者(15本/日以上)、男性および女性の肥満者(BMI 30以上)では、50歳時の平均余命に占める重大な慢性疾患のない余命の割合が最も低かった(75%以下)。

【原文を読む】
Li Y, et al. Healthy lifestyle and life expectancy free of cancer, cardiovascular disease, and type 2 diabetes: prospective cohort study. BMJ. 2020 Jan 8. [Epub ahead of print]

クリスマスケーキはいつ食べる?

クリスマスは12月25日ですが・・
クリスマスケーキを25日に食べるのか、イブの24日に食べるのか。
悩んだことはありませんか?

日本のクリスマスケーキといえば、
クリームを使い、上にイチゴが乗ったケーキが多く売られています。
クリスマスにケーキを食べる習慣は
1922年に不二家が売り出したことで始まりましたが、
ケーキはまだまだぜいたく品で、昭和40年代からに一般に普及しました。
上に乗せたイチゴはサンタクロースをイメージしたものだそうですよ。

ドイツではシュトーレン(ドライフルーツが入った焼き菓子)を食べます。
12月24日や25日に食べるのではなく、
12月の少し前から週末ごとに食べて、キリストの誕生日を祝うそうです。

さて、問題の「クリスマスケーキはいつ食べるのか?」です。
クリスマスはユダヤ暦で考えられ、日没から日没を1日とするため、
クリスマスは24日の日没から25日の日没となり、
夕食にケーキを食べるのであれば、12月24日の夜ということになりますね。

とはいえ、クリスマスケーキをいつ食べるかの決まりは特にないようですので
楽しく食べられるときに食べるのが、一番いいのかなと思います。
糖分を多く含むケーキはむし歯のリスクが上がりますので、
食べたらしっかり歯みがきをするようにしましょう!

▼世界の「変わったクリスマス習慣」。日本も入ってます
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i0picrt0mv73j4dnif6Kb

食べられなくなって初めてわかること

ある方が「最近、階段を駆け下りられなくなった」と言っていました。
若いときは難なくできていたのに、
気が付くとできなくなっていることがあります。
お口にも同じことが起こっています。
少しずつ筋肉などが衰え、思うように動かなくなってしまいます。
歩けなくなることももちろん大変なことですが、
食べられなくなると、からだが大きくダメージを受けることになります。

お口の機能が低下して、しっかり噛むことが難しくなると、
食事は柔らかく調理されたものが主流になってきます。
すると、食べられるものにも偏りが起こり、栄養バランスが崩れます。
食事に含まれる栄養素は、骨や血や肉・血管・粘膜などを作り、
からだの機能を維持します。そして、脳が働くエネルギーにもなります。
これらの栄養素、タンパク質・糖質・脂質・ビタミンなどの多くは食事で補い、
一部のアミノ酸やミネラルなどは体内で合成されないため、
食事から摂ることが必須になります。

今は何の問題もなく美味しく楽しく、食べたり飲んだりしている
元気なお口も、加齢とともに確実に衰えていきます。
今のお食事をそのままの状態で食べられるということは、
いつまでもできることではないのかもしれません。

当たり前のお食事が食べられなくなるということは、
恐らく想像以上に辛いことだと思います。
自分のお口は自分でしっかりと守ることが大切です。
自分の健康を守ってくれている門番「お口」。
もっと興味を持ってみませんか?

▼参考:日本老年歯科医学界 「口腔機能低下症」を診断しましょう
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i06n81t0lvwncr6cvnvyt

納豆などの発酵食品でうつ病予防

神戸大学と企業の共同研究です。
納豆などの発酵食品に含まれる特定のペプチドが、
うつ症状で見られる行動を改善することを明らかにしました。
うつ病の予防法開発につながることが期待されています。
LHジペプチド(ふたつのアミノ酸が結合した分子)が
うつ病と関係が深いとされる細胞ミクログリアの活性化を
抑制することを発見。マウス実験で効果を確認しています。
LHジペプチドは納豆・酒かす・青カビチーズなど
特定の発酵食品に多く含まれています。
今後、LHジペプチドを含む食品の開発を進めていくそうです。
Nutrientsに論文が掲載されています。

▼脳内炎症を抑制し、うつ様行動を改善するペプチドを発見
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i01rzqs0kvgep0ocpxV2h

認知症に対してお笑いや童謡による感性刺激の効果を確認

慶応義塾大学と企業の共同研究の結果が発表されました。
認知症の診断を受けている方が、お笑いや童謡のステージ鑑賞によって
通常時に比べて高揚感(ワクワク度)が向上し、
ストレス度が低下することが確認できたそうです。
これは認知症のレベルが高い方、低い方の両方において同じ傾向とのこと。
「笑いや思い出による刺激は脳に効果的であると考えらる」としています。

▼認知症に対してお笑いや童謡による感性刺激の効果を確認
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i01rxqs0kvgep0ocpxsbf

100歳以上7万人超え、65歳以上は全体の28%

敬老の日にあわせて総務省から発表される統計です。
100歳以上の方は49年連続で過去最多を更新してきましたが、
7万人を超えたのは初めてです。
ギネスで世界最高記録に認定された福岡市の田中カ子さんは116歳ですが、
100歳以上の7万人のうち、女性が約88%だそうです。
65歳以上の方も過去最多の3588万人、総人口に占める割合は28.4%と
こちらも過去最多です。
さらにもうひとつ、高齢者就業者数(2018年)も過去最多だそうです。

▼統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i01rwqs0kvgep0ocpxXjj

納豆などの発酵食品でうつ病予防

神戸大学と企業の共同研究です。
納豆などの発酵食品に含まれる特定のペプチドが、
うつ症状で見られる行動を改善することを明らかにしました。
うつ病の予防法開発につながることが期待されています。
LHジペプチド(ふたつのアミノ酸が結合した分子)が
うつ病と関係が深いとされる細胞ミクログリアの活性化を
抑制することを発見。マウス実験で効果を確認しています。
LHジペプチドは納豆・酒かす・青カビチーズなど
特定の発酵食品に多く含まれています。
今後、LHジペプチドを含む食品の開発を進めていくそうです。
Nutrientsに論文が掲載されています。

▼脳内炎症を抑制し、うつ様行動を改善するペプチドを発見
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i01rzqs0kvgep0ocpxV2h

認知症に対してお笑いや童謡による感性刺激の効果を確認

慶応義塾大学と企業の共同研究の結果が発表されました。
認知症の診断を受けている方が、お笑いや童謡のステージ鑑賞によって
通常時に比べて高揚感(ワクワク度)が向上し、
ストレス度が低下することが確認できたそうです。
これは認知症のレベルが高い方、低い方の両方において同じ傾向とのこと。
「笑いや思い出による刺激は脳に効果的であると考えらる」としています。

▼認知症に対してお笑いや童謡による感性刺激の効果を確認
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i01rxqs0kvgep0ocpxsbf

スタッフだけで「お笑いステージは難しい…」かもしれませんが、
プロの芸人がボランティアで施設にきて演芸会をしてくれる
「全日本おむつ団」をご存知ですか。申し込んでみてはいかがでしょうか。

▼プロの芸人があなたの施設に伺います「全日本おむつ団」
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i01ryqs0kvgep0ocpxTy5

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