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歯は健康の源 誤嚥性肺炎について

食べたものや唾液が本来入るはずの胃ではなく、誤って肺に続く気管にはいることを誤嚥といいます。
誤嚥が多くなると、肺に細菌が入りやすくなり抵抗力の落ちた高齢者、病人では肺に炎症がおこります。現在、高齢者(65歳以上)の死亡原因の第1位は肺炎です。肺炎を起こした高齢者の肺からは口の中の細菌と同じものが高い確率で発見されています。
           十勝毎日新聞 2007.10.29

口腔ケアで高齢者の肺炎予防

 要介護高齢者の直接死因の3割を占めるといわれている誤嚥性肺炎。予防に口腔ケアの重要性が指摘されているものの、介護施設などに歯科医や歯科衛生士だ出向いて口腔ケアを行っている実例はまだ多くない。それでも定期的に口腔ケアを行っている施設では、肺炎患者が減っているという報告もあり、取り組みの広がりが期待されている。
                産経新聞 2007.11.7

育児の悩み 指しゃぶりが直らない

 指しゃぶりの原因に環境や対人関係などのストレスの場合がある。やめろと言うと追いつめられるので、お母さんは黙って見守り、こどもの味方でいてあげることも大切だ。保育園でも、遊びに熱中している時に指しゃぶりする子はいない。お話をいっぱいしたり思いっきり遊べるようにしてあげている。
         北海道新聞 2007.11.6

歯周病と生活習慣病の関連をアピール

オーラルケア(お口の健康)市場の現状は、
 歯磨      646億円
 歯ブラシ    379億円
 歯間クリーナー 95億円
 マウススプレー 14億円
 電動歯ブラシ  110億円
 義歯用品    161億円
 こうした消費者購入買いベースの数字からは、人々のオーラルケアに対する意識は、依然高く、今後も伸びる。
 医療関係者によれば、各々の症状や状態に応じたケアが重要だと警鐘している。
             薬事新聞 2007.11.7

喫煙が口の中に及ぼす影響

喫煙は、歯や歯ぐきに悪影響を及ぼし、虫歯や歯周病を悪化させます。喫煙が口の中に及ぼす影響として、唾液の緩衝作用(口の中の状態を正常に保つ作用)の低下、唾液の分泌量の低下、歯ぐきの局所免疫力の低下、歯ぐきの血液循環の減少などがあります。このように、喫煙は歯や歯ぐきにマイナスになることは多々ありますが、プラスになることはないのです。今後の禁煙の努力をお勧めします。            十勝毎日新聞 2007.10.22

小学生のむし歯予防

子どもは、小学1年生くらいから乳歯が永久歯に生えかわりすべての永久歯になります。生えたばかりの歯は未成熟で表面が柔らかく、むし歯になりやすいです。歯ブラシの大事なポイントは、
①一日1回は、丁寧に歯ブラシする習慣付けましょう
②定期的な検診をしましょう
③フッ素塗布、シーランとなどの予防処置をしましょう
              宮崎日日新聞 2007.10.19

糖尿病と歯周病 密接な相互作用が判明

 どうして糖尿病になると歯周病にかかりやすくなるのでしょうか。血液中に糖分が多いと、血液中のたんぱく質が糖化されて白血球の一種である免疫細胞の働きも妨げられます。そのため炎症性化学物質が過剰に産生され、歯周組織の抵抗性が低下します、さらに高血糖による歯ぐきの血管が弱くなり、コラーゲン繊維の成分が減って歯周病にかかりやすくなる。
         山口新聞 2007.10.10

歯と口のケア

質問:鼻呼吸ができなくて、口呼吸することが多い。そのため。上と下の前歯の間に舌先があたり、上の永久歯は舌で押し出されて出っ歯になっているのはどうしたらよいでしょうか?
回答:鼻疾患のために口呼吸になっている可能性と上下の前歯がとび出して唇が閉じることができないためにいつも口を開けて口呼吸になったいる可能性があります。実際に診ないと回答できませが、唇をふさいでも鼻で息ができることから歯並びが関係している可能性が高いようです。
           信濃毎日新聞 2007.10.7

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