Data2 「お茶やお水を飲む」のは口臭対策の常識?
●日頃の口臭対策
お茶や水を飲む 47.0%
食後の歯磨き 43.8%
ガムをかむ 43.6%
口中ケア食品を利用(タブレットやキャンディー) 27.4%
舌苔をとる 23.9%
ダイム 11.6.21
Data2 「お茶やお水を飲む」のは口臭対策の常識?
●日頃の口臭対策
お茶や水を飲む 47.0%
食後の歯磨き 43.8%
ガムをかむ 43.6%
口中ケア食品を利用(タブレットやキャンディー) 27.4%
舌苔をとる 23.9%
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Data1 男性が気になるのは虫歯よりも”口臭”!一方女性は”歯の着色・変色”が1位Q あなたが今、お口について気になっていることはありますか?
男性 口臭 44.7% 女性 歯の着色・変色 51.5%
虫歯 38.0% 口臭 44.4%
歯石 31.0% 歯石 41.1%
歯周病 30.6% 虫歯 39.2%
歯の着色・変色 27.6% 歯周病 33.2%
歯並びが悪い 20.3% 歯並びが悪い 29.3%
歯槽膿漏 15.6% 知覚過敏 19.9%
短時間にきれいに磨けて使い勝手がいい電動歯ブラシ。高性能で携帯性に優れ、デザインも洗練された製品が人気となっており、昨年から市場が急拡大。子ども向けも販売され身近な生活用品になりつつあるが、使い方を間違えると大切な歯を傷めかねない落とし穴もあり、注意が必要だ。電動歯ブラシをめぐるトラブルの大半は歯茎の炎症や知覚過敏の症状を訴えるケースがほとんどで、誤った使用法が原因になっているという。
「歯の表面のエナメル質は硬質で磨きすぎによるダメージはほとんどないが、歯と歯茎の境目付近は特に注意する必要がある]
と指摘する。
歯茎の裏には比較的軟らかく敏感な象牙質と呼ばれる層があり、冷たい物がしみやすい。歯茎が下がる「歯肉退縮(しにくたいしゅく)」は加齢に伴い進んでくるが、電動歯ブラシで歯茎付近を強くこすりすぎると年齢に関係なく同様の症状を引き起こすという。
口臭の原因となる硫化水素が口の中の細菌が出す毒素に作用し、歯を支える「歯槽(しそう)骨」を溶かす細胞が増えることで歯周病が悪化する仕組みを、岡山大大学院医歯薬学総合研究科の森田学(もりた・まなぶ)教授のチームがラットで突き止め、25日発表した。
これまで口臭のある患者は歯周病の進行が速いという統計はあったが、詳しい仕組みは分かっていなかった。
チームは「硫化水素は口内の細菌が出す。細菌は舌にもいるので、歯ブラシで舌も軽く掃除すれば歯周病予防の効果は大きい」としている。
実験ではラットを(1)正常(2)歯茎に硫化水素を塗った(3)口内の細菌が出す毒素を塗った(4)両方を塗った-の4グループに分けた。
1日後、両方を塗ったラットでは、歯槽骨表面にある骨を溶かす「破骨細胞」の数が0・1ミリ四方当たり正常なラットの約3倍、硫化水素と毒素を片方ずつ塗ったラットの約1・5倍になった。
両方を塗ったラットでは歯茎の細胞と歯槽骨の細胞で、片方ずつ塗ったラットより強い反応が起き、破骨細胞を増やすとみられる。
成果は米歯周病専門雑誌に掲載された。
環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題をめぐって、民主党有志らによ
る「TPPを慎重に考える会」(会長・山田正彦前農林水産相)が10月12日、
日本医師会の中川俊男副会長らを講師に招いて勉強会を開いた。
農業分野以外の問題点を指摘して、慎重論を広げるのが目的。
中川氏はその中で、TPPへの参加を「医療開国の危機」と訴えた。
外資系企業が日本の医療に参入すれば高額の自由診療を行い、国は
診療報酬を引き上げなくなるために、地方の病院などが立ち行かなくな
ると述べた。日本歯科医師会の宮村一弘副会長も「極めてリアルな懸念
だ」と同調した。
民主党の鳩山由紀夫元首相や国民新党の亀井静香代表らも出席し、
山田氏は終了後、記者団に慎重派の署名が190人に上ったことを明らか
にして、野田佳彦首相への直談判について「そのタイミングを考えたい」
と語った。
歯を失ったり、歯周病の進行で萎縮した歯槽骨に人工歯根を埋入するインプラント治療を希望する人が増えているが、残った歯槽骨が少ないために断念したり、全身麻酔で腰の骨を移植するなど患者への負担も大きい。骨再生治療は、自身の骨髄液から採取した細胞を増やし、人口の骨補填剤と混ぜて歯肉の中に留置する方法で、実施後4~6ヶ月で骨が再生する。
週刊ポスト 11.7.1
幼い頃、食事の際の親から「よく噛んで食べなさい」といわれた経験が誰にでもあるだろう。江戸時代の儒学者、貝原益軒が「人は歯をもって命とする」と唱えたように、人が健康に生きていく根本は昔も今も変わらない。だが、柔らかいものがおいしいとされがちな今、益軒先生の時代とは比べようがないほど1回の食事にかける咀嚼回数は激減している。良い子を育てたかったらしっかり噛んで食べさせること。噛むことの基本は、口に入れた食べ物を歯と舌で噛み砕き、唾液と混ぜ合わせて飲み込みやすくして消化を助けること。だが、それ以上に肝心なのは噛むことで脳を刺激し、活性化させることだ。
夕刊フジ 2011.8.18
虫歯や歯周病の治療、歯のクリーニング、歯列矯正など、われわれは子どものころからさまざまな機会を通じて歯科医のお世話になってきた。何でも相談できる”かかりつけ医”を持つ人も多いようだ。歯の健康は、カラダ全体の健康にも大きく関わってくる。そうした意味でも、歯科医師と上手に付き合っていくことが大事といえるだろう。
夕刊フジ 2011.8.12