記事一覧

歯周病 心疾患・糖尿病を悪化

口の中で歯茎の腫れや骨の分解を引き起こした化合物は、血液に乗って全身を巡って、糖尿病や動脈硬化など生活習慣病の進行に関わる。世界各国の疫学調査によると、重症な歯周病によって狭心症や心筋梗塞といった心疾患のリスクは2倍、がん発症リスクも2倍になる。出産を促す作用の化合物もあり、妊娠している女性では早産で低体重児を産むリスクが5倍高くなるとの報告もある。
            日本経済新聞 2011.9.2