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2014年イグ・ノーベル賞発表

9月18日(木)ユーモアで人々を笑わせ、そして考えさせるユニークな
研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」が発表された。今年はバナナの
皮を踏んだときの滑りやすさを明らかにした馬渕清資氏の研究グルー
プが「物理学賞」を受賞した。日本人の受賞はこれで8年連続となった。
馬渕氏は北里大学医療衛生学部医療工学科教授で体内埋め込み人工器
官の耐久性向上に関する研究、関節の力学機能計測に対するロボティ
クスの応用など、医療系研究を専門としている。今回の研究テーマ
「バナナの皮を踏むとなぜ滑りやすいのか」によると、バナナの皮の
内側にゲル状の物質を含むカプセルのような組織があり、踏まれると
カプセルが潰れてゲル物質がにじみ出て、摩擦を弱め、摩擦係数は通
常時の約6分の1になるという。さて、医学系の受賞は多く見られるが、
歯学では1995年にアメリカのロバート ビューモント氏が、『患者がワ
ックスの塗ってあるデンタルフロスを選ぶか、塗っていないものを選
ぶか』という研究により、歯学賞を受賞している。

会員の皆さん!どなたか、来期のイグ・ノーベル賞を狙ってみませんか?

詳細はこちら
http://www.asahi.com/articles/ASG9L2Q33G9LUHBI00S.html

イグ・ノーベル賞についてはこちら
http://uguisu.skr.jp/recollection/ignobel.html

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