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平成25年分 医療事故の分析結果 公表   日本医療機能評価機構

8月27日(水)日本医療機能評価機構では『平成25年 年報』を公表した。
医療事故が起きた場合、法律で報告が義務づけられている大学病院な
ど全国の主な医療機関から、昨年1年間に報告された医療事故は3,534件
であり、事故の内容では、薬剤、投薬方法、用量の間違い、外科、整
形外科等での術時の事故等が報告されている。事故当事者で最も多い
のは、看護師で1,710件、ついで医師の1,575件、歯科医師は薬剤師と
同数の35件であった。歯科衛生士、歯科技工士は0件である。歯科医師
の35件中6件が経験年数0年の新人によるものであった。歯科事例では
部位間違いに起因するものが最も多く4例(平成20年より5年間毎年3~
7例発生)報告されている。また歯科関連で、MRI検査への金属製品の持
ち込み事故事例中に、歯科インプラント体が挙げられている。

年報はこちら (600ページを超える資料)
http://www.med-safe.jp/pdf/year_report_2013.pdf

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