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下村文科大臣が歯学部定員削減検討に言及

第44回日本口腔インプラント学会の学術大会が9月12日(金)~14日(日)、
東京国際フォーラムにて開催された。その中の「2020夢ビジョン」と
題された特別講演のなかで下村博文文科大臣が講演を行い、歯学教育
の問題点をいくつか挙げたなかで「今後の需給バランスを見据えてい
く上で歯科大学・歯学部が優れた入学者を確保するためにも、国家試
験合格率の低い歯科大学・歯学部の入学定員数を見直さざるをえない」
とし、今後、対応策に取り組んでいくとの見解を示した。また、これ
に先立ち9月初めには日歯役員OBなどで構成される私的勉強会「歯科
医師過剰問題を考える会」が、政府、文科省、厚労省、歯科大学等に
歯学部入学定員の20%削減、質の高い学生教育などを求める決議文を
提出している。今後の動向が注目される。

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