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保険医療費、都道府県間で1.58倍の差- 前年度とほぼ変わらず

国民健康保険(国保)と後期高齢者医療制度を合わせた一人当たりの保険医療費を都道府 県別に見ると、最も高い高知と、最も低い千葉で1.58倍の開きがあることが7月7日、厚生労働省が公表した2009年度の医療費マップで明らかになった。前年度の1.57倍とほぼ変わらなかった。

 医療費マップは、同省が一人当たりの保険医療費を都道府県別にまとめたもの。
 09年度の医療費マップによると、一人当たりの保険医療費の全国平均は44.5万円で、前年度から1.5万円増えた。

 都道府県別に見ると、高知の57.2万円が最も高く、以下は山口の56.1万円、広島の55.8万円、大分の55.2万円と続いた。
 一方、最も低かったのは、千葉の36.3万円だった。このほか、沖縄の36.9万円、埼玉の37.0万円、茨城の37.6万円なども低かった。

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