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「マタニティ外来」開設 都内 安心して歯の治療を

妊婦は女性ホルモンの増加などにより、歯周病になりやすく、歯周病は陣痛を起こす物質の分泌を促進させるため、早産の可能性が増す。
 一方、妊娠中はつわりで歯磨きが気持ち悪いこともある。薬や麻酔、エックス線の胎児への影響を不安に思い、歯科治療を避ける妊婦もいる。開業している歯科医にとっても、専門的な知識が要求されるため、任産婦の診療は敬遠しがちな分野だ。
 重症な歯周病の妊婦は普通の妊婦に比べて早産のリスクが約3倍になる。少子高齢化が進む中、出産のリスクは少しでも減らしたい。
             埼玉新聞 2010.4.13

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