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医科歯科が連携日歯と国立がん研究センター  

国立がん研究センターと日本歯科医師会による医科・歯科連携事
業が今年10月から本格的に実施する方向で調整が進んでいることが
分かった。9日に日歯が開いた都道府県歯地域保健・産業保健・介護
保険担当理事連絡協議会の席上、日歯から示された事業実施計画
書案に明記されていたもの。
 がん患者に対する口腔内清掃が、がん治療に成果があることが証
明されつつある。
  こうした状況を踏まえ、日歯の大久保満男会長は3月25日の定例
会見で、国立がん研究センターとの連携事業に関する運営委員会」
の設置を発表した。

口臭に悩んだら 原因知ってきちんと対応

他人に不快感を与えているのではないか・・・と口臭に悩む人は多くいます。一言で「口臭」と言っても原因はさまざまです。簡単に香料入りのうがい薬に頼らないで、自分の口臭は何に由来するものか原因を知って、きちんと対応する必要があります。
 「生理的な口臭」は誰にでもあるもので、1日の中で、起床時や空腹時、ストレスや緊張時には特に強く発生します。このようなときは唾液(だえき)の出が少なくなり、口が乾いて口の中の細菌が一時的に増殖して不潔になるためです。生活のリズムを整え、食事をきちんと取って唾液の分泌を良くし、歯磨きで清潔に保つようにすれば、生理的な口臭は解消されるはずです。
 「病的な口臭」は歯周病や放置した虫歯から悪臭を発する場合がほとんどです。これは、歯科医院で適切な治療と指導を受けなければ治りません。また、舌の表面に白っぽい苔(こけ)のようなものが付着する「舌苔(ぜったい)」というのも口臭の原因となります。新陳代謝ではがれた粘膜上皮の壊れた細胞がたまったもので、口の中の細菌によって硫黄ガスに分解されるからです。
              福島民友 2010.4.23

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