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糖尿病、歯周病予防を 県薬剤師会、歯科医師会が連携

山口県薬剤師会(中原靖明会長)と県歯科医師会(小山茂幸会長)は31日、糖尿病患者に糖尿病と歯周病双方の治療を目的とした連携合意書を交わした。

 糖尿病患者は免疫力が低下するため歯周病になりやすく、糖尿病患者にとって歯周病は血糖を調節する「インスリン」の働きが低下するため糖尿病を悪化させる一因であることから、双方の治療効果の向上、糖尿病の合併症の予防、歯周病による糖尿病治療中断を防ぐことを目指す。「歯・口腔(こうくう)の健康づくり推進週間(11月8~14日)」「世界糖尿病デー(11月14日)」のある1~14日の間、県薬剤師会加盟の785薬局で糖尿病患者に「歯を磨くと血がにじむ」「糖尿病の薬が増えた」といった6項目のチェックシートに記入してもらい、歯科医院を受診するように促す。期間中の状況を確認し、通年事業につなげる。

 山口市吉敷下東の県歯科医師会で合意書の締結式があり、県薬剤師会の中原会長と県歯科医師会の小山会長が合意書を交わした。中原会長は「県内では糖尿病患者の4分の3は薬局で薬をもらう。薬局、歯科の双方で治療効果が上がれば」、小山会長は「今後も多職種と連携し、健康長寿に貢献していきたい」と述べた。

 県薬剤師会と県歯科医師会が特定の疾患に関して合意するのは初めて。昨年度から認知症に関する合同の研修会を実施しており、糖尿病に関する連携に至った。

唇裂・口蓋裂:相談を 来月3日、高知・療育福祉センターで /高知

上唇や上あごが生まれつき裂けた唇裂(しんれつ)・口蓋(こうがい)裂の子どもを育てる上での疑問や不安に、医師や言語聴覚士ら専門家が応じる療育相談会が12月3日、高知市若草町の県立療育福祉センターで開かれる。主催は、療育福祉センターと県言語障害児を持つ親の会。

 約500人に1人の割合で生まれる唇裂・口蓋裂の赤ちゃんは、生後間もなくから手術や矯正治療が必要な場合がある。相談会では、兵庫県西宮市の山本歯科医院・矯正歯科クリニックの山本一郎医師や神戸市灘区の形成外科「さわだクリニック」の澤田正樹医師らが相談にあたる。以前の相談会では「どのような哺乳瓶が使いやすいですか」「手術が遅れると、ことばに影響しますか」などの相談が寄せられたという。

 当日は午前8時半~午後0時10分が個別相談、午後1~3時が医師らによる合同相談になる。無料だが、事前予約制(11月21日締め切り)。高知県外の人の参加も可。申し込みは土佐市立高岡第一小学校ことばの教室内の「高知県言語障害児を持つ親の会」事務局(088・852・3356、ファクスも)へ。

もしかして糖尿病?…歯科で所見、医科に紹介

知事は8日の定例記者会見で、糖尿病の早期発見や早期治療につなげるため、医科と歯科の連携を進めると発表した。

 県健康増進課によると、協力医療機関として県に登録した歯科を患者が受診し、「歯周病の治りが遅い」など糖尿病の症状がみられた場合、糖尿病かどうかを判断するため、歯科が医科に患者を紹介するという仕組み。糖尿病を早期発見することで重症化を予防し、人工透析などの医療費の軽減を図る。また、普段医科の診察を受ける機会がなく、糖尿病に気づいていない患者の早期発見にもつなげる。

 知事は「早期発見と早期治療で医療費を軽減するというよい循環を期待したい」と述べた。

 10月末までに、医科45、歯科105の医療機関が登録した。県は今後も協力医療機関を募集していく。協力医療機関のリストは県健康増進課のホームページ(http://www.pref.yamanashi.jp/kenko-zsn/seizinhoken/sikahoken.html)に掲載されている。

歯に「ありがとう」 長崎で供養 園児ら参列

日本歯科医師会が定める「いい歯の日」(11月8日)に合わせ、治療で抜いた歯や子どもたちの乳歯を供養する「万歯供養」が、長崎市鍛冶屋町の大光寺で行われた。

 同市歯科医師会が毎年開催しており、歯科医師や近くの保育園の園児ら約40人が参列。同市内の歯科医院から集められた歯を詰めた瓶が祭壇に置かれ、読経が終わると、園児たちが「乳歯さんありがとう。永久歯さんよろしく」と声をそろえた。

県歯科医師会館に休日診療所が移転

日曜・祝日、お盆、年末年始に歯科の急患に対応する福井市休日急患歯科診療所は3日から、県歯科医師会館(福井市大願寺3の4の1)に移転して診療を行う。

 同診療所は、虫歯の強い痛みや歯の脱臼、腫れなどに対処、年間約千人の県民らが利用している。これまでは約50メートル離れた同医師会館別館内にあったが、医師会館の新築に合わせて移転した。県歯科医師会は「器具や機器を一新し、より整った環境で急患に対応できる」としている。

洗口液に異物混入 大分市の小学校 健康被害はなし

大分市教委は1日、市内の小学校で虫歯予防のフッ化物洗口液に異物が混入していたと発表した。児童が口に入れる前に見つけたため、健康被害はない。

 市教委によると、同日午前8時20分ごろ、クラス担任が専用容器に入った洗口液を紙コップにつぎ分けた際、直径約0・5ミリの黒い異物が浮いているのに気付いた。県薬剤師会に異物の調査を依頼している。

 容器は毎回の使用後、学校で水洗いして保管。学校薬剤師が新しい液が入った容器を届ける際、回収して洗浄している。市教委はポンプ部分に異物が残っていた可能性があるとみて、別の容器に取り換える方針。それまで小学13校、中学2校で実施している洗口を取りやめる。

 市教委は昨年、同市内の公立小中の計2校で洗口を始めた。学校数を順次増やし、2020年から全校で実施する計画。

糖尿病、歯周病予防を 県薬剤師会、歯科医師会が連携

山口県薬剤師会(中原靖明会長)と県歯科医師会(小山茂幸会長)は31日、糖尿病患者に糖尿病と歯周病双方の治療を目的とした連携合意書を交わした。

 糖尿病患者は免疫力が低下するため歯周病になりやすく、糖尿病患者にとって歯周病は血糖を調節する「インスリン」の働きが低下するため糖尿病を悪化させる一因であることから、双方の治療効果の向上、糖尿病の合併症の予防、歯周病による糖尿病治療中断を防ぐことを目指す。「歯・口腔(こうくう)の健康づくり推進週間(11月8~14日)」「世界糖尿病デー(11月14日)」のある1~14日の間、県薬剤師会加盟の785薬局で糖尿病患者に「歯を磨くと血がにじむ」「糖尿病の薬が増えた」といった6項目のチェックシートに記入してもらい、歯科医院を受診するように促す。期間中の状況を確認し、通年事業につなげる。

 山口市吉敷下東の県歯科医師会で合意書の締結式があり、県薬剤師会の中原会長と県歯科医師会の小山会長が合意書を交わした。中原会長は「県内では糖尿病患者の4分の3は薬局で薬をもらう。薬局、歯科の双方で治療効果が上がれば」、小山会長は「今後も多職種と連携し、健康長寿に貢献していきたい」と述べた。

 県薬剤師会と県歯科医師会が特定の疾患に関して合意するのは初めて。昨年度から認知症に関する合同の研修会を実施しており、糖尿病に関する連携に至った。

糖尿病と歯周病の重症化防ごう 医師、歯科医の連携始まる

相互に悪影響を及ぼす糖尿病と歯周病を早期に発見するとともに重症化を防ごうと、山梨県内の医師と歯科医師が連携を始めた。県医師会と県歯科医師会は糖尿病や歯周病が疑われる患者に早期受診を促す専用の紹介状を作成、運用を開始した。有病率が高く「国民病」とも呼ばれる糖尿病と歯周病。専門医は「医科歯科連携によって病気の早期発見を促すとともに、市民の意識高揚も図りたい」と話す。

 吉田歯科医院(甲州市)の吉田英二院長は、患者の急激な歯周病の悪化に思わず手が止まった。前回の診療から半年あまり。だが、口内の炎症がひどく、歯周病の進行状況を4段階で測定する歯の「動揺度」も明らかに上がっていた。糖尿病に罹患している患者。吉田院長は診療が終わった後、「歯周病と糖尿病の病状の進行には深い関係があります。もしかすると糖尿病が悪化しているかもしれません」と告げた。

◎高い必要度

 糖尿病と歯周病の関係に詳しい塩山市民病院の多和田真人院長によると、糖尿病で高血糖状態が続くと、体内の抵抗力が低下して歯周病などの感染症にかかりやすくなる。一方、一部の歯周病菌は血糖値をコントロールするホルモン「インスリン」の働きを妨げ、糖尿病を引き起こす可能性がある。

 歯周病は糖尿病だけではなく、動脈硬化や誤嚥性肺炎、アルツハイマー型認知症などさまざまな疾患との関係が指摘されている。多和田院長は「糖尿病は歯周病の重症化を招き、歯周病は糖尿病を悪化させる。特に国民の有病率が高い糖尿病については、医科歯科連携の必要度が高い」と話す。

 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、糖尿病が強く疑われる成人男女の割合は2016年時点で12・1%。全国では約1千万人と推計され、年々増加する傾向にある。また、歯周病は高年齢化するほど有病率が高くなり、厚労省の歯科疾患実態調査に基づいて「60代以上では6割に達する」との見方もある。

 県医師会と県歯科医師会などが作成・運用を始めた紹介状は、医科から歯科宛てと歯科から医科宛ての2種類を用意。このうち医科宛て紹介状では「糖尿病の疑いを医師から指摘されたことがある」「2親等以内に糖尿病患者がいる」など歯周病患者の情報を報告。診断を行った医師は、血糖値や血糖状態を示すヘモグロビンA1cなど検査の結果を歯科医師に提供して歯周病の治療計画などに役立ててもらう。

◎HPで公開

 医科歯科連携を機に、糖尿病の簡易検査機を導入した歯科医も。県歯科医師会の副会長を務める吉田院長は「これまでは糖尿病が疑われても、専門外であるために患者に受診を勧めづらかったが、紹介状の運用で早期受診につなげられる」と話す。

 医科歯科連携ではこのほか、11月5日に県と医師会、歯科医師会が医師と歯科医師を対象に研修会を開催。また、県は今月31日まで連携に協力する医師と歯科医師を募集していて、11月以降に協力医として県ホームページで公開する。

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