急性心筋梗塞既往のメタボリックシンドローム患者が禁煙すると心血管
イベントリスクが57%低下する可能性が示された。しかし、心筋梗塞後も喫
煙を続ける患者は喫煙者の3分の1に達し、持続喫煙者の長期予後は、
心筋梗塞後禁煙者と比較して冠動脈イベントの発症率が高いことも示された。
急性心筋梗塞既往のメタボリックシンドローム患者が禁煙すると心血管
イベントリスクが57%低下する可能性が示された。しかし、心筋梗塞後も喫
煙を続ける患者は喫煙者の3分の1に達し、持続喫煙者の長期予後は、
心筋梗塞後禁煙者と比較して冠動脈イベントの発症率が高いことも示された。
近年、低炭水化物/高たんぱく質食、地中海ダイエットなど、様々な食事療法の有効性が検討されている。しかし、米国Harvard公衆衛生大学院のFrank M. Sacks氏らが行った2年間の無作為化試験の結果、食事を構成する3大栄養素の割合がどうであれ、摂取熱量が同じであれば減量効果は同じであり、心血管危険因子や糖尿病危険因子の改善レベルにも差はないことが明らかになった。詳細は、NEJM誌2009年2月26日号に報告された。
これまで、低炭水化物/高たんぱく質食、高炭水化物/低脂肪食、超高炭水化物/超低脂肪ベジタリアン食や地中海ダイエットなど、様々な食事療法の有効性が比較されてきた。しかし、過体重や肥満の成人の減量において、どれが最も有効な食事療法なのかは明らかではなかった。
また、こうした食事療法を比較した試験で継続期間が1年を超えた研究はほとんどなかった。通常、減量の効果は食事療法開始から6~12カ月で最大になり、その後、体重は緩やかに上昇する。したがって、1年を超えて効果を比較する必要があると著者らは考えた。
得られた結果は、摂取熱量を減らす食事療法は、どの栄養素に焦点を当てるかにかかわらず、臨床的に意味のある体重減少をもたらすことを示した。したがって、患者の好みに合わせて食事内容を決めることにより、食事療法の長期継続を目指すことが重要と考えられた。
肩こりを主訴に来院される患者さんは、そう多くはありませんが、何気ない日常の診察の中で患者さんに、「肩こりで困っていませんか?」と質問すると、多くの方が「はい、とても困っています」と答えます。癌のように命にかかわる病気ではないので、マスコミが大きく取り上げることもありませんが、本人にとっては悩ましい限りです。今回は、“陰の国民病”肩こりについてお話したいと思います。
肩こりは、加齢に伴う首や肩周囲の筋力低下と、これらの筋肉を使用しないことで起こると考えられています。ですから、子供には起こらず、パソコンなどで仕事をする中年以降の事務職の方に多くみられます。やせていて(すなわち筋肉が少なく)、あまり運動をしない女性では若年でも悩む方が少なくありません。
肩こりには、首筋がこるタイプと、首から肩と肩甲骨周囲がこるタイプがあります。前者には葛根湯(かっこんとう)、後者には柴胡(さいこ)剤が処方されます。このほか、やや、むくみがあり(水毒)、冷えを伴う肩こりには当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)が処方されます
東京都社会福祉協議会はこのほど、都内での障害者福祉サービスの提供状況に関する調査結果を公表した。指定居宅介護事業者の8割超が、高齢者向けの訪問介護事業者の指定も同時に受けており、知的障害者や精神障害者へのサービス提供が困難な事業所もあることなどが分かった。
調査は、東社協が昨年9月から10月にかけて、都内に1798か所ある指定居宅介護事業者に対して調査票を送付して実施。712か所から回答を得た。
それによると、81.2%の事業者が、「障害者自立支援法に基づく指定居宅介護事業者」であると同時に、「介護保険法に基づく指定訪問介護事業者」だった。東社協では、「障害福祉サービスが不足する中で、高齢者の『訪問介護』を中心として提供している事業者が、障害者の『居宅介護』にも対応するという形態が少なくない」と分析している。
また、「主たるサービス対象」として身体障害者と知的障害者、精神障害者、障害児のすべてを挙げている事業者は46.5%。身体障害者を挙げた事業所は89.9%あったが、知的障害者は72.6%、精神障害者は57.0%、障害児は66.3%だった。東社協では、精神障害者などを対象とする事業所が少ない理由について、「高齢者介護を中心に担っている事業所では、知的障害や精神障害に対応するノウハウが十分にないことが考えられる」としている。
一方、ヘルパーの派遣実績のある事業者の「主たるサービス対象」を見ると、身体障害者88.3%、知的障害者56.7%、精神障害者42.3%、障害児55.5%。東社協では、「身体障害者を除くと、『主たるサービス対象』と派遣実績との開きが大きく見られる実情がある」と指摘している=グラフ=。
さらに、ヘルパーの利用希望を断ったり、ヘルパーの利用に結び付かなかったりした事例を経験している事業者が7割超に上った。その理由としては、▽ヘルパー不足でサービスを拡大できない▽介護保険の訪問介護を中心に展開してきたため、知的障害や精神障害、障害児へのケアのノウハウがない▽サービスの提供に際して困難な事例が多い一方で、相談窓口が
①歳々年々人同じからず
②転倒は結果である
③片足立ちを意識する
④転ばぬ先の杖
⑤無理なく楽しく30年
⑥命の水を大切に
⑦転んでも起きればいい
東京大学大学院教育学研究科身体教育学
武藤 芳照教授
経鼻内視鏡による食道・胃癌の発見率は、経口内視鏡による発見率と差がないことが明らかになった。東京医科大学病院内視鏡センターの河合隆氏が、第81回日本胃癌学会総会で発表した。
対象は、2005年1月から2007年12月までに経鼻内視鏡検査を行った1170人と、経口内視鏡検査を行った1万3867人。経鼻内視鏡検査で早期胃癌が見つかったのは14人で1.28%、経口内視鏡検査で早期胃癌が見つかったのは167人で1.20%と、発見率に差はみられなかった。また、見つかった胃癌のタイプを調べても、経鼻内視鏡群では経口内視鏡群に比べ、ややIIa型が少なくIIc型が多かったものの、明らかな差はみられなかった。食道癌についても、経鼻内視鏡検査で見つかったのは3人で0.26%、経口内視鏡検査で見つかったのは38人で0.27%と、発見率に差はみられなかった。
新たな要介護認定における「買い物」の調査項目では、商品を選んで代金を支払うことができれば、無駄な買い物をしていても「できる(介助なし)」と判断されるが、高見代表理事はキャリアブレインに対し、「認知症の場合、買い物ができるからこそ介助が大変な場合がある。そういう点が考慮されていない」と語った。
また「薬の内服」の項目では、飲む時間や量を間違えても、自分で飲んでいれば「自立(介助なし)」と判断されるほか、ボタンをちぎることのある人の上着をファスナーのものに替えたためにボタンをちぎらなくなった場合、「物や衣類を壊す」ことは「ない」と判断されることや、「意思の伝達」といった認知機能を調べる項目で、普段はほとんど質問に答えられなくても、調査時にたまたま答えられれば、「できる」とされることなどについて異議を唱えている。
厚生労働省のエイズ動向委員会の報告によりますと、2008年の1年間に国内
で新たに報告されたHIV感染者数は1,113人、発症患者は432人で、いずれも
過去最多でした。
両者の合計は1,545人(男性1,442人、女性103人)で、発症患者数以外は6年
連続で最多を更新しています。
新たな感染者は男性1,049人、女性64人。年代別では10代19人、20代329人、
30代424人、40代201人、50代以上138人、不明2人。20代と30代で全体の7割近く
を占める一方、50代以上が2割強も増えています。
一方、保健所などで検査を受ける人も増加しており、抗体検査を受けた人は
17万7,156人で前年より約2万3,000人増えています。