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経時的な噛む力の低下 介護・死亡リスク高める

経時的な噛む力の低下が介護・死亡リスクを高めることが明らかになった。島根大学研究・学術情報本部地域包括ケア教育研究センターの安部孝文 講師、島根県歯会、国立保健医療科学院らの研究チームによるもの。定期的な歯科健診を通じて噛む力を把握することの重要性が示唆された。

 「口腔状態と健康リスクの関係の報告はあったが、咀嚼能力の経時的な変化と、その影響が将来のリスクにどう影響するかの研究は少ない。」

 研究は、2016年4月から2022年3月までに2回口腔健診を受診した島根県在住の75歳以上4,410人(男性2千人)のデータを解析。グミゼリーを用いて咀嚼能力を評価し、1回目から2回目の咀嚼能力の変化について、「高→高」「低→高」「高→低」「低→低」4群に分類。2回目の評価後の機能障害の発生および死亡を追跡した。その結果、「高→高」群と比較して、機能障害または死亡の発生リスクが「高→低」群で1.75倍、「低→低」群で1.86倍に上昇した。


 研究成果は、科学学術誌「Archives of Gerontology and Geriatrics」(6月11日)に掲載された。
【歯科通信】

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