記事一覧

迷信 血液型と性格は無関係

今頃は、ちょうど大学生の就職活動がスタートした時期です。それも4年生ではなく、3年生の活動なのですから、これも驚きですが・・・。そんな人生を左右する就職面接で、血液型を聞く人事担当者が多いというのです。そのニュースの中でインタビューされた人事担当者が「適正な人事配置の参考のため」と平然と答えたのだそうです。「血液型占い」で人生が左右されているとは、もってのほかです。恐れていたことが起こり始めています。「血液型占い」の迷信は日本全体にはびこっています。もう一度言います。血液型と性格の間には何ら関係はありません。科学的根拠はなしです。こんな迷信がはびこる日本は、とても文明国とはいえません。 (とうせ・のりつぐ=札医大医学部教授)
                北海道新聞 2011.9.7

100歳以上が4万7千人 41年連続増、男女とも最多 トップは2年続けて島根

 100歳以上の高齢者は今年、過去最多の4万7756人に上ることが13日、「敬老の日」を前にした厚生労働省の調査で分かった。昨年より3307人増え、41年連続の増加。男女ともに過去最多を更新した。100歳以上の割合が最も高かったのは島根県で、2年連続。

 新たに100歳になるのは、1683人増の2万4952人。昨年は高齢者不明問題が発覚し、所在確認の在り方が問題となった。厚労省は毎年、新たに100歳になる人に記念品を贈っており「自治体が面接や医療保険・介護保険の利用状況で生存を確認した」と説明。

 一方、101歳以上は住民基本台帳を基に各自治体が報告した人数で、東日本大震災で行方不明となったままの人が含まれている可能性もあるが「調査しておらず分からない」としている。

 9月15日で100歳以上になる人数を1日時点でまとめた。男性は6162人(昨年比293人増)、女性は4万1594人(同3014人増)。女性の占める割合は87・1%で最も高くなった。

 国内最高齢は佐賀県基山町の長谷川(はせがわ)チヨノさんで、1896(明治29)年11月20日生まれの114歳。男性は京都府京丹後市の木村次郎右衛門(きむら・じろうえもん)さんで1897(明治30)年4月19日生まれの114歳で、男性の世界最高齢としてギネスブックに登録されている。

 人口10万人当たりの100歳以上の人数は37・29人。都道府県別では島根(75・70人)が1位、次いで高知(67・58人)、沖縄(66・04人)の順。沖縄は2009年まで37年連続1位だったが、昨年は2位。さらに3位になった点について厚労省は「沖縄は人口が増え、島根、高知は減少したため、相対的に高齢者の割合が小さくなったのだろう」としている。

 少ないのは埼玉(21・13人)、愛知(23・80人)、千葉(25・49人)。

 調査を始めた1963年は100歳以上は153人だった。98年に1万人を超え、2009年に4万人を突破した。
2011年9月13日 提供:共同通信社

自転車は長く乗るより速く走る方が死亡や冠動脈性心疾患死のリスク低減に効果大

自転車による運動は、より速く走る方が、長時間走るよりも、死亡や冠動脈性心疾患死のリスク低減に効果があるようだ。例えば、1日30分未満、ゆっくりした速度で自転車に乗るよりも、速い速度で乗った方が、生存期間の期待値は男性で5.3年、女性で3.9年増加するという。デンマークBispebjerg University HospitalのPeter Schnohr氏らが、約2万人の成人を対象に行ったコホート試験であるCopenhagen City Heart Studyの結果の一部を分析し明らかにした。8月31日までパリで開催された欧州心臓病学会(ESC2011)で発表した。

鼻をくんくん 空気吸い上げ香り感知

お花の香りを楽しもうとするとき、私たちはまず花に鼻を近づけます。そうして「くんくん」と鼻腔に空気を吸い上げる感じにして香りを強くハッキリと感じ取ります。とうことは、普段、鼻で呼吸をしているときには、あまり香りを感じないで過ごしていることになります。通常の呼吸をしているときには、比較的隙間が広く、ノドに近い、下鼻甲介のあたりの隙間を空気が通過します。しかし、このあたりの粘膜にはにおいを感じるしくみはありません。においを感じるしくみは嗅上皮と呼ばれる粘膜で、上鼻甲介のさらに上の鼻腔の天井部分にあります。空気中のにおいの元になる物質は、嗅上皮に接触することで、はじめてにおいとして感じられるのです。

記憶力をあげるお酒があります

お酒って、、、

あまり良いイメージをもっていない人も多いですよね
でも最近面白いことを知りました
記憶力をあげるお酒があったんです。
もちろん溺酔するまで呑んだらだめですが
とあるお酒が科学的に記憶力をあげるという事が
実験で明らかになったんです
そのお酒とは
赤ワイン
どこでも買える身近なお酒ですよね
実験はこんな風に行われました
赤ワイン、白ワインを
3週間、少量ずつ異なるマウスに飲ませ
記憶や学習にかかわる脳器官の変化を調べました
すると、赤ワインを飲んだマウスは
神経細胞を活性化させる物質が通常の1.5倍に増え、
神経細胞の再生や情報伝達スピードが向上
一方、白ワインでは効果がなかったとのこと。
迷路を解かせる訓練でも、
赤ワインを飲んだマウスの所要時間は
白ワインを飲んだマウスの約半分。
学習能力も向上していた、、、。
名古屋市立大大学院医学研究科の岡嶋研二教授によると
赤ワインに含まれるポリフェノールの一種である
「レスベラトロール」という物質に
脳の認知機能を向上させる働きがあるみたいです
今夜は赤ワイン、呑みますか(笑)

「生きる」しくみ 金縛り

なぜ金縛りが起こるのかというと、不眠症や睡眠不足、極度の疲労などが引き金になって、睡眠のリズムが狂うためと考えられています。つまり金縛りは一種の警告であり、金縛りにあったら、その日はよく休養をとったり、安眠を図るように工夫したりすることが大事です。夏は寝苦しいので要注意です。
              北海道新聞 2011.7.27

社会的地位に関わらず、喫煙経験がない非肥満女性の死亡率は低い、英国調査

文献:Hart CL et al.Cause specific mortality, social position, and obesity among women who had never smoked: 28 year cohort study.BMJ 2011; 342:d3785.

 喫煙未経験女性3613人を対象に、死因、職業の社会的地位、肥満の関連を28年間の前向きコホート研究で調査。社会的地位の低い女性は高い女性に比べ、肥満傾向で、全死因死亡率は3割以上高く、心血管疾患および呼吸器疾患での死亡率上昇が見られた。社会的地位に関わらず、喫煙経験がなく、肥満でない女性の死亡率は低かった。

「レバ刺し」の規制検討 提供禁止の可能性も

焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件を受け、生食用牛肉の罰則付き衛生基準を検討する厚生労働省の審議会の初会合が28日開かれ、肉だけでなく、内臓のレバーについても、生食の規制の是非を検討することを決めた。

 厚労省によると、肉は表面を削り取る「トリミング」をすれば食中毒の原因となる菌を取り除くことができるが、レバーは中心部まで菌で汚染されている場合がある。今後の議論次第では、飲食店での生レバーの提供が禁止される可能性も出てきた。

 この日の会合では複数の委員が「生レバーが原因の食中毒が相次いでいる。何らかの規制が必要だ」と主張。一方で、食肉の基準づくりを優先させるべきだという意見も出た。

 牛レバーについて厚労省は「生食用としての提供はなるべく控えること」と都道府県に通知。トリミングなど適切な処理をすれば生食を認める牛肉とは区別しているが、実際には飲食店などで広く提供されている。

 基準づくりにあたっては、対象を牛に限定することを確認。馬肉の安全性は現状でも十分に確保されていると判断した。

過去ログ