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かぼちゃの抗酸化作用

夏から秋がカボチャの収穫期です。
ちょうどハロウィンの季節でもありますね。
日本では「冬至の日にカボチャを食べると風邪をひかない」といわれています。
旬の時期に収穫して、寝かせて熟成された食べ頃のカボチャに
栄養がたくさん含まれているからだそうです。

かぼちゃは、野菜平均と比較すると3.7倍ほどのビタミンE含有量を誇っています。
ビタミンEは脂に溶ける油脂性のビタミンに分類される栄養で、
強力な抗酸化作用があります。
活性酸素の害から体を守って、老化防止や動脈硬化症の予防が期待できます。
また、ビタミンEにはホルモンを調整する働きもあり、
肩こりや腰痛など更年期に見られる症状を緩和する効能も期待できます。

カボチャにはいろいろな種類があります。
ホクホクしたもの、しっとりねっとりしたものなど、
料理によって使い分けるとより美味しく食べられます。
やぶちゃんさんは煮物はホクホク派ですか?ねっとり派ですか?

▼参考:かぼちゃについて
https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i0lsqbr0iver9l9rfdbnm

抗酸化作用スクワット

人間の体は酸素を利用してエネルギーをつくりだしていますが、
酸素を利用すると同時に活性酸素が常に体内で生じています。
この活性酸素が私たちの細胞を傷つけ、被害をもたらしているのです。
活性酸素は老化、がん、シワ、しみ、糖尿病や脂質異常症、動脈硬化などの
生活習慣病の原因となります。

体内で増えた活性酸素を除去していくことが、これらの予防となります。
活性酸素による酸化を抑えることを「抗酸化」といい、
活性酸素から体を守ることを「抗酸化作用」といいます。

ウォーキングや水中歩行程度の軽めの運動は抗酸化作用を高めて
体の酸化を抑えます。
軽めの運動のなかでも今回は、どこでもできるスクワットを紹介します。
スクワットはバランス良く筋肉を鍛えることができます。
下半身の、特に太ももを鍛えられるので、
代謝アップによるダイエット効果や脂肪燃焼効果も期待できますよ。

【正しいポーズのスクワット】
(1)足を肩幅くらいに開き、つま先は正面に向けて、まっすぐ立つ
(2)背中をまるめず、正面をみる
(3)手を軽く握り、ひじを伸ばして、肩から90度くらいの位置にあげる
(4)足のつまさきでなく、踵に重心を乗せながら膝を曲げる
  ※膝に痛みがある場合は、休止するか、膝を曲げすぎないようにする
  ※テーブルやイスなどを前に置いて、体を支えてやっても良い

ゆっくりと、回数を重ねられるペースで実施してみてください。

▼参考:抗酸化作用について
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i0lspbr0iver9l9rfdEmF

アスパラガスで疲労回復

アスパラガスが旬の季節となりました。
春から初夏が旬で、北海道、長野県が主な生産地です。

アスパラガスには、ビタミンやミネラル分が豊富で、
特に注目なのはアスパラギン酸です。
アミノ酸の一種で、筋肉疲労時にたまった乳酸を
エネルギーに変える働きがあります。
スタミナドリンクの成分として有名で、
だるさや疲れを取り、疲労回復やスタミナ増強の効果が高いです。

免疫力アップ、リラックスおよび睡眠効果、
毛細血管の拡張による血圧低下、腎臓や肝臓の機能回復
などの効能も期待できます。
穂先に特にたくさん栄養があるというのは、覚えておきたい情報ですね。

▼参考:アスパラガスについて
https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i0biiyq0hvl4d6or9voyc

五月病対策

4月は仕事、学校、転居などで環境が変わる方も多い時期です。
最初のうちは張り切っていたのに、5月の連休明け頃から
なんとなく気分が落ち込む…、仕事などに集中できない…、
そして、仕事のストレスをきっかけに「五月病」を発症することがあります。
発症した本人にとっても、周りの人間にとっても、
良いことはありませんので、予防が大切です。
当たり前と言えば当たり前ですが、食事や睡眠が予防に繋がります。
改めて確認してみましょう。
まずは食事。
食事は一品で済ませるよりも、「主食・副菜・主菜」を
組み合わせるよう意識することが大切です。
不規則な食生活や偏った食事内容は、脳内の栄養不足を招きます。
そして睡眠。
睡眠は疲労回復に重要な役割を果たします。
睡眠の質を上げるために、起床・就寝の生活リズムを整えることが大切です。
夕食は寝る2時間前まで、入浴は1時間前までに済ませるよう心がけましょう。

良い睡眠のためには、適度な運動も大切です。
「できるだけ階段をつかう」など、
生活の中で意識して運動を取り入れるようにしていきましょう。

▼参考:五月病について
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i0bihyq0hvl4d6or9v8ty

イチゴで風邪予防

イチゴの旬は晩春から初夏にかけてでしたが、
ハウス栽培がさかんになったため、現在では真夏以外は出回っています。
ケーキに使うことから、いちばん出荷量が多いのはクリスマス時期だそうです。

ご存知の方も多いと思いますが、イチゴには多くのビタミンCが含まれています。
いちごに含まれるビタミンCはレモンと同じくらいで、
10粒ほど食べるだけで、1日に必要な量を摂取することができます。
ビタミンCは、メラニンの生成を抑えて、
シミやそばかすを予防してくれるのに役立ちます。
コラーゲンの生成を促してくれるので、美肌効果が期待できますね。
また、免疫力を高める効果もあります。

4月は新入学や新入社など、何かと忙しくなる時期です。
環境が変わると疲れやすくなりますし、体調管理が大切です。
しっかりビタミンCを摂取して、風邪をひかないように心がけてください。


▼参考:イチゴについて
https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i0mkumq0hvdvu746im0KF

食べる」ストレス発散

ストレス発散の方法はたくさんあります。
スポーツをする、趣味に没頭する、お喋りをする、お酒を飲む、
カラオケをする、旅行に行く、ひたすら寝る・・・等々。
ストレス発散に「食べて食べて食べまくる」「美味しいものを食べる」
といった方も多いですよね?
食べてストレス発散をする人が多い理由は、
一人でできる、比較的安価、いつでもどこでもやりやすい・・・
といったところにあるようです。

規則正しいリズム運動「咀嚼」は脳の神経伝達物質セロトニンを増やすため
ストレスが緩和されます。
咀嚼によりアドレナリンなどが減少し、副交感神経が優位になります。
さらに唾液がたくさん出てくると、唾液中の消化酵素により
栄養素の吸収効率を上げて体調を整えたり、胃腸の保護効果もあります。
また、噛むことで満腹中枢が刺激されて満腹感を得て幸せな気分になれるため
ストレスを和らげることもあります。

体調が悪いとストレスも溜まりやすくなりますよね。
マウス実験ではドカンと大きなストレスが加わると食欲がなくなり
慢性的なストレスが加わると過食になる、という結果が出たものもあります。
咀嚼によるストレス発散には、ガムなどがおススメですが
「食べて食べて食べまくりたい」ときには
ガムでは物足りないかもしれませんね。

ドカ食いするなら、少しでも噛むことを意識すると、
いつものドカ食いより量が少なくなるかもしれないし、
いつもよりストレス発散ができた気分になる、かもしれませんよ。

 「男鹿のナマハゲ」

「男鹿のナマハゲ」は昨年の11月、ユネスコの無形文化遺産に、「来訪神 
仮面・仮装の神々」の一つとして登録されました。秋田県男鹿市では国内外
の注目の高まり活かして観光振興に弾みを付けようと意気込んでおり、先月、
真山神社で開催された「なまはげ柴灯(せど)まつり」では昨年を25%上回る
7,600人を集めました。
 無形文化遺産とは、建築物など有形文化財を対象とした世界遺産と異なり、
慣習、描写、表現、知識及び技術並びにそれらに関連する器具、物品、加工
品及び文化的空間を保護対象とするもので、日本では、「歌舞伎」「和紙:
日本の手漉(てすき)和紙技術」「山・鉾・屋台行事」など21件が登録され
ています。
 「来訪神 仮面・仮装の神々」には、「男鹿のナマハゲ」の他、「能登の
アマメハギ」(石川県輪島市・能登町)、「宮古島のパーントゥ」(沖縄県
宮古島市)など東北から沖縄まで8県、10の行事が登録されました。ユネスコ
の委員会は「地域の人々、とりわけ子どもたちが、アイデンティティーを形
成し、地域社会への帰属意識を深め、互いの絆を強めている」と評価してい
ます。
 男鹿市では人口減少や若者の流出で2017年末にはナマハゲを実施する集落
がピーク時の6割以下の85まで減りましたが、今回の登録を励みに7集落で
復活し、担い手がいない集落では若者を募り、所作を教えて回ったとのこと
です。神様が地域の活性化をもたらしてくださることを祈ります。

時間感覚について

トシをとるにつれて、「時間が速く過ぎるようになった」と、思います。
5歳になる我が子の成長を振り返ると、時間の流れをさらに早く感じます。

そう感じるのは、なぜなのでしょうか。

こんな実験結果が示されています。
4~82歳の約3,500人を対象として、自分が「3分」と感じた時点で
ボタンを押してもらったところ、
年齢が高くなるほど実際の3分より長くなる傾向がみられたのだそうです。
70歳代ではほぼ1割増、すなわち3分18秒経っていたとのこと。
自分が感じる時間の進み方(心的時計)と
実際の時間の進み方(物理的時計)が異なり、
トシをとるほど心的時計の進み方が物理的時計よりも遅くなるから
と考えられています。
そのため、時間が速く過ぎるように感じるのです。

では、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。

まず一般的によく知られているのが「ジャネーの法則」です。
「感じられる時間の長さは、年齢と反比例的な関係にある」というものです。
同じ1年であっても、5歳の子供にとっては人生の5分の1であり、
60歳の大人にとっては60分の1です。
年齢に対する比が小さいほど時間が短く感じられるので、
加齢によって時間が短く感じられるようになる、というわけです。

もうひとつは「代謝説」という考え方です。
身体的代謝が活性化しているときには心的時計が速く進むのだそうです。
たとえば発熱しているときは普段より身体的代謝が亢進しているため、
時間がゆっくり進むように感じられます。
逆に身体的代謝が落ちると、それに伴って心的時計の進み方も遅くなるため、
加齢により身体的代謝が低下することで物理的時計の方が心的時計よりも速く進み、
時間の経過を速く感じるということになります。

また、時間経過に注意が向くほど、同じ時間がより長く感じられることも知られています。
退屈な会議に出席していて、早く終わらないかと思って何度も時計に注意が向く場合は、
時間がなかなか経たないような気がしますよね。
一方、楽しく時間を過ごしている場合にはあっという間に時間が経過するように感じます。

先日、家族でディズニーランドに遊びに行きましたが、
楽しい一日はあっという間に終わりました。まさに夢の国!!(笑)
時間を大切に。来年も毎日楽しく過ごしたいものですね。

▼参考:時間経過について
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/h0koyeu0ytvh5wyt10f2N

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