口腔乾燥は、食事をうまく摂れない・しゃべりにくい・虫歯・歯周病になりやすいなど様々な弊害がある。原因として口呼吸、常用薬剤の副作用、加齢による唾液腺の機能低下その他などある。対処療法として唾液腺マッサージ、状況に合わせた口腔ケア、ガムなどを噛むなど挙げられる。(室蘭民報)
口腔乾燥は、食事をうまく摂れない・しゃべりにくい・虫歯・歯周病になりやすいなど様々な弊害がある。原因として口呼吸、常用薬剤の副作用、加齢による唾液腺の機能低下その他などある。対処療法として唾液腺マッサージ、状況に合わせた口腔ケア、ガムなどを噛むなど挙げられる。(室蘭民報)
唇はデリケートで、特に乾燥しやすい季節や環境によっては荒れやすいですが、
きちんとケアさえしてあげれば、皮膚よりも早く健康な状態にすることができます。
唇の荒れが気になるときには、こまめにうるおいを与えて、
乾燥から守ってあげましょう。
よくやりがちな次の事には注意!
〇くちびるを舐める (さらなる乾燥をまねきます)
〇リップクリームをゴシゴシ塗り付ける(唇が傷つくことがあります)
〇唇の皮を歯で剥く(無意識が多いかもしれません)
唇のケア方法は次のとおり。
唇を保護して、からだの内側からもケアしましょう
☆リップクリームやバームなどで水分蒸散を防ぐ
☆お口の中の乾燥を防ぐ:唾液が出るように舌の位置を上げるようにする
☆リップクリームの塗り方に注意!
真ん中から右端左端と4分割して塗る(ゴシゴシ塗らない)
☆胃腸やおなか、腰などを温めると健康的な色になる(冷えに注意)
☆ビタミンB2を摂ってふっくらツヤツヤの唇に
(ビタミンB2を多く含む食品:レバーやほうれん草、卵、納豆など)
マスク生活と唇の荒れにはどんな関係があるのかを調べると・・・
〇マスクをつけて呼吸することで、マスクの内側に水分が溜まる。
〇マスクにこもった水分が吸収されずに残り、
唇や肌に付着して蒸発するときに、角質層から水分を奪う
〇マスクの中で雑菌が繁殖する
(長時間同じマスクのつけっぱなしは避けましょう)
〇マスクそのものが皮膚や唇に触れて擦れるという物理的な刺激が原因となる
以上のようなことが重なり、皮膚や唇のトラブルを引き起こされるようです。
唇は口腔粘膜と皮膚の境界に位置する中間部分のため、
粘膜と皮膚の両方の性質を持っています。
顔のなかでも他の部分の皮膚と比べてデリケートであり、
基本的に荒れやすい器官といえます。
一般的な皮膚と違い毛もない状態で、以下のような特徴があります。
○皮脂線がない
○角質層が極めて薄く、ターンオーバーが早い
(唇は3~4日。皮膚は28日~56))
○天然保湿因子(NMF)が少ない
○経表皮水分蒸散量が多く乾燥しやすい
○メラノサイトがほとんどなく、紫外線防御機能が弱い
唇は生まれ変わりが早いことから、デリケートで荒れやすい一方、
もし傷めても修復が早いということでもあります。
▼参考:唇が乾燥する原因とケア(チャントアチャーム)
https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/k06ryip0syzo8968cfXIU
生存期間中央値6.8年の口腔咽頭扁平上皮がん(OPSCC)サバイバー2021例(年齢中央値56歳、男性86.1%)を対象に、下位脳神経障害(LCNP)の晩期発症率と臨床的関連因子を単施設コホート研究で検討した。
その結果、88例(4.4%)が晩期LCNPの診断を受け、診断までの期間中央値は5.4年だった。LCNPの累積発症率は追跡5年時0.024、10年時0.061、15年時0.098だった。多変量コックス比例ハザード回帰解析で、T1分類に比べT4分類(調整後ハザード比3.82、95%CI 1.85-7.86)、標準分割照射法に比べ加速照射法による放射線療法(同2.15、1.34-3.45)に晩期LCNPと独立の関連が認められた。非外科的治療患者の下位集団(1986例)では、ドセタキセル+シスプラチン+フルオロウラシル(TPF)併用(同2.51、1.35-4.67)、TPF+セツキシマブ併用(同5.80、1.74-19.35)などによる導入化学療法に晩期LCNPとの関連が認められた。
2月20日(土)午後1時より道歯会館2階大講堂において、日歯・道歯連盟関係者および道技工士連盟・道衛生士連盟関係者が一堂に会し、「デンタルミーティング」が開催された。(Web参加あり)
日歯連盟・高橋英登 会長による主催者挨拶、道歯連盟・藤田一雄 会長からの開催地会長挨拶では連盟活動の意義や今回のデンタルミーティングの趣旨などが述べられた。
講演1では「直面する課題と私の決意」と題して日本歯科医師連盟顧問の山田 宏 参議院議員がWeb形式により歯科界に対する政治姿勢を熱く語った。講演2は日本歯科医師連盟嘱託弁護士の橋爪雄彦・大胡 誠の両氏が直接来館され「日常の政治活動と選挙運動」をテーマに興味深い事例などユーモアを交えながら解説した。
歯科医や歯科衛生士と連携して、口の中をきれいにする口腔ケアをすることで要介護者の健康維持・増進につなげる取り組みを始めている施設がある。高齢者の誤嚥による肺炎を減らすなど口腔ケアの重要性は近年認識されている。
3月にスタートするオンライン資格確認システムの顔認証付きカードリーダーを申し込んでいる歯科診療所数は2月7日時点で1万6,531施設と、全体の23.3%となっている。12日の社会保障審議会医療保険部会で示されたもので、前回報告のあった1月3日時点から4,497施設増え、割合も7.1ポイント増えている。
(日本歯科新聞)