健康な歯を保つためには
①歯ブラシ(食後3分以内に3分磨く)
②おやつの選択、だらだら時間をかけて食べない
③よく噛んで食べる
④虫歯になったら早期の治療をする。虫歯にならないように定期検診行う
愛媛新聞 2007.5.26
健康な歯を保つためには
①歯ブラシ(食後3分以内に3分磨く)
②おやつの選択、だらだら時間をかけて食べない
③よく噛んで食べる
④虫歯になったら早期の治療をする。虫歯にならないように定期検診行う
愛媛新聞 2007.5.26
水質汚染の有機フッ素化合物のフッ素(有機)とフッ化物洗口の無機のフッ素イオンとは無関係ですのでフッ素洗口やフッ素塗布を行っても問題ありません。
アメリカ環境保護局では、むし歯予防のためにフロリデーション(水道水のフッ化物濃度適正化)を推奨しており、アメリカではほどんどの大都市で実施し、国民の約65%が水道水のフッ化イオン濃度が適正にコントロールされたフロリデーションの水を引用している。
メディアあさひかわ 2007.7
歯を磨く時期について1973年に70%あった起床食後が2003年には27%に減少。逆に朝食後が21%から73%に増えた。昼食後も1973年の4%から32%へと増加し、1日に3回以上磨くも約3倍の44%になっている。
睡眠中は唾液の分泌が減り、自浄作用が低下します。口の中の細菌が一番増えやすい状態になる。そのため歯垢(プラーク)ができやすく、歯周病やむし歯の原因となります。だから起床直後と寝る直前の歯磨きは、歯周病菌やむし歯菌などの細菌コントロールとして行う意味で大切である。
子どもたちのむし歯を予防するのは、誰でしょうか?
①歯科医師がする
②こどもが自分でする
③保護者がする。
いずれも正解ですが。子どものむし歯を予防するためには、家庭と歯科医師がお互いに協力しあって予防できるものです。
赤ちゃんのむし歯をつくらないためのポイント
①離乳食や幼児食の後は湯冷ましか、お茶を飲ませておく
②おやつを与えるのなら果物や自然の甘さのあるもの
③きょうだいがいる家庭では、お菓子の買い置きはしないこと
赤ちゃんのころから中学生のころまで特に注意したい予防のポイント
①1歳前後 上の前歯のむし歯に注意 夜の断乳の遅れに注意
②2歳すぎ 一番奥の乳歯が生えてくるころでかむ面のむし歯に注意。長時間歯磨きができないので、新しく生えた歯から磨く
③3~4歳 奥歯の歯と歯の間のむし歯に注意、糸ようじを使う
④5~6歳 6歳臼歯のむし歯に注意する
⑤9~10歳 6歳臼歯のむし歯、上の前歯の歯の間の注意
⑥11~13歳 大臼歯のかむ面のむし歯に注意
食べ物を噛み砕いて飲み込む機能は、生まれもった能力である哺乳動物とは異なり、生後の学習によって発達する機能である。特に乳歯から永久歯交換期である学童期には注意が必要である。
前歯の交換期には、食べ物をくわえて堅さや大きさを感知する能力が低下し、食べ物をこぼしやすくなるので叱るだけでなく、子どもに唇や口をしっかり閉じながら食べ物を咀嚼し飲み込むようにさせます。
臼歯の交換期は、咀嚼能力が一時的に減退します。この時期には堅く小さな食品や繊維質の食品などはすりつぶすのが難しくなるため丸呑みの癖がつきやすくなるので、食事を急がせずに十分に時間をとってしっかり咀嚼させましょう。
規則正しく、家族で楽しく食事をすることで子どもの食欲を引き出し、よく噛んでたのしくおいしく食事をする習慣を身に着けましょう。
福島民友 2007.4.27
最近、テレビや雑誌などで「審美歯科」ということばをよく目にするようになってきました。具体的には、次のようなものがあります。
①歯の色が気になる、白くしたい。
②歯の形をきれいにしたい。
③歯ぐきをきれいにしたい。
④歯並びをきれいにしたい。
⑤よくかめるようになりたい。
このような悩みに対して次のような処置を行っている。
①薬剤を使ってはを白くするホワイトニング。
②歯の一部あるいは全部を人工材料でかぶせる。
③歯ぐきの炎症や変色を取り除き、出血や口臭をなくす処置。
④歯並びとかみ合わせをよくする矯正治療
⑤人工歯根をあごの骨に植えて、その上に、人工の歯を作り、歯の抜けた所を補う
いずれもかかりつけの先生とよく相談することが必要で、これらの処置を始める前に、むし歯や歯周病を治しておくことが先決です。また、きれいになったお口の状態を維持するための定期検診やクリーニングが大切です。
山陽新聞 2007.4.7
歯を白くしようと、保険外でホワイトニングの治療を受ける人が増えている。しかし、薬剤は誤った方法で使うと人体には危険なもので、長期継続使用した場合の学問的証明もないことから、その是非については歯科医の中でも見解が分かれている。専門家は「有効性だけでなく、危険性もきちんと説明してくれる歯科医に頼むべきだ」と警鐘を発している。
北海道新聞 2007.5.17
弥生時代の復元食のかむ回数が3990回に比べて現代の食事は620回とかむ回数が6分の一。戦前と比べても半分以下になっている。咀嚼筋の退化に伴い、ほおやあごの骨がひ弱になった日本人の顔は、細く、長く、奥行きが小さくなると考えられている。最近の子どもや若者にうりざね顔や歯並びの悪さが目立つのも、あごの運動不足によるものという。
産経新聞 2007.5.6