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病的口臭の原因

①口腔内の汚れや疾患による口臭(約90%以上)
 歯周病、多量の舌苔付着、唾液分泌の減少、義歯の清掃不良、進行したむし歯
②全身疾患による口臭
 副鼻腔炎、扁桃腺炎、気管支拡張症、糖尿病、尿毒症、肝臓・腎臓疾患

あなたの口臭だいじょうぶ?

口臭のセルフチェック(以下の項目で該当するものがあれば注意が必要です。)
・1日1回しか歯を磨かない
・歯石を1年以上とっていない
・歯に食べ物がはさまりやすい
・口の中がネバネバしている
・歯ぐきから血や膿がでることがある
・舌が白っぽい
・進行したむし歯がある
・口が渇くことが多い
・タバコを吸っている
・緊張しやすい
・ストレスが多い
・睡眠不足である

かむことが健康の基盤ー歯科医療からみた食育

食育とは、一人ひとりが、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の維持が図られるよう、自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と、食を選択する判断力を身につけるための取り組みを指している。
 よくかむということは、全身の健康の基盤であり、QOLに密接に関係しています。歯科医療は、むし歯、歯周病の治療はもちろんですが、顎やかみ合わせについてもさまざまな取り組みをしています。おいしくものを食べ、よくかむことで快適な生活を過ごせるようお手伝いしていきたいと思います。
                   福島民報 2008.9.12

知ってる! 噛む力①

健康や長寿のこつは日常に潜んでいるものだ。代表格が「噛む」こと。よく噛むことが健康と若さを保つ秘訣という。噛めば噛むほど消化・吸収が高まり、抗菌物質や成長因子、粘膜保護物質、消化酵素など多くの有効成分を含む唾液の分泌も増える。また、顔の表情筋も刺激され、引き締まった若々しくなる。
               産経新聞 2008、9、1

乳歯はなぜむし歯になりやすいのか?

原因としては、
①乳歯の歯自体が永久歯に比べて軟らかい
②乳歯同士の間がむし歯のできやすい形となっている
③出てきたときにまだ表面が十分成熟していないため
④清掃性が悪い
などです。お子さんのお口の健康管理にも気をつけましょう。

むし歯、歯周病の新常識

毎日繰り返す歯磨きの仕方が将来の歯の健康を大きく左右する。むし歯になっていないうちにこそ歯科に行きわが子の予防法を教えてもらおう。
①歯磨きは1日でも徹底して行えば1回でもいい
 食後は、口の中に食べかすがたまり、細菌の活動が高まるので、すぐに磨くことは望ましい。ただ、歯磨きの一番の目的は、歯や歯ぐきに悪影響を及ぼす歯垢を落とすことです。いい加減に歯磨きを3回するより徹底的に1回行うほうが有効です。
②歯ブラシだけで落ちる歯垢は60%
 普通の歯ブラシだけで歯垢を完全に落とすことは不可能といってもいい。糸ようじ(デンタルフロス)、歯間ブラシなど補助的なブラシを使用することも大切
③歯ブラシは毛さきが開かなくても交換
 歯ブラシの毛さきは、弾力性が重要です。毛さきが開かなくても、弾力性が失われる2ヶ月ぐらいで交換してください
④歯磨き後はフッ素入りは磨き剤を使用するならちゃんとゆすがない
 現在の歯磨き剤は80%を占めています。フッ素成分もうがいで流してしまえば効果が期待できないのでうがいは、少量の水で大丈夫です。
⑤ほおづえをつくと歯並びが悪くなる
プレジデントファミリー2008.11

睡眠時無呼吸症候群

新幹線や長距離トラックなどの運転手が居眠り運転をして起こした交通事故の背景に、睡眠時無呼吸症候群が関係していることがある。また、睡眠時無呼吸症候群は肥満との関係が強く、のどの周囲や舌の根元が緩んで奥に落ち込み、気道をふさぐことから生じる。
                 日刊ゲンダイ 2008.9.10

介護予防はお口から 千代田区、高齢者に個別ケア

かむ力や飲み込む力を鍛えます。近い将来、介護が必要になりそうな特定高齢者が近所の歯科医で口腔機能を上げる指導を一人ずつ無料で受ける仕組みを作るため、千代田区は近く、区内の3歯科医師会と協定を結ぶ。区によると、特定高齢者に対して個別に介護予防事業を実施するのは全国でも珍しい。
                  朝日新聞 2008.9.19

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