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ハリウッドデビューを果たしたGACKT、撮影中に歯が折れて2か月接着剤でしのいだことを告白

俳優としても活躍する歌手のGACKTさんが14日、ハリウッド初進出を果たした映画「BUNRAKU(ブンラク)」(ガイ・モシェ監督)の公開初日舞台あいさつに登場。ジョシュ・ハートネットさん演じる主人公のパートナーとなる侍・ヨシ役で、準主役として、スタントなしのアクションに挑んだGACKTさんは、ハートネットさんに持ち上げられて地面にたたき付けられた際に、頭部を打って気絶、救急車で搬送されたエピソードを明かし、「30分くらいして戻ってきたら、ジョシュが泣きながら『良かった』と抱きしめてくれた。あとは40度の熱が出たのと、歯を折られたくらい。腕が折れなくて良かった」と壮絶な撮影現場を明かし、「今までの人生で『できない』と思ったことはなかったけど、初めて『ギブアップするかもしれない』と思った」と過酷な挑戦を振り返った。 

歯科口腔保健推進へ 口腔保健WG初会合

歯科口腔保健法の施行を受け、歯科口腔保健推進に向けた基本的事
項の策定を目指す「歯科口腔保健の推進に関する専門委員会ワーキ
ンググループ」(委員長=三浦宏子・国立保健医療科学院統括研究
官)が、12月27日初会合を開いた。基本的事項の骨子案を作成する
にあたり、目指す姿勢、目的、基本的な方向性について議論した。
委員からは、2000年から始めている「8020運動」について今後の位
置付けなどに関する検討が必要との指摘が上がった。大内章嗣委員
(新潟大大学院医歯学総合研究科教授)は、「10年後を見据え、8020
運動をどのように位置付けていくのか、継続か、旗を降ろすのか」と
指摘。三浦委員長は「8020運動でこれまで培ってきたものがあり、
キャンペーンとしての役割もまだ終えていない。運動の限界もある
ことを踏まえた上で、超高齢化社会に対応できるものを盛り込んで
いきたい」とした。

消費増税 医療機関負担増は診療報酬で・ゼロ税率は見送り

民主党の税制調査会と税の一体改革調査会が、12月29日に開いた合
同総会で了承した素案のたたき台には、医療機関に対して、消費税
を引き上げた場合に増える負担分を診療報酬で手当する方針が盛り
込まれた。議論の過程では、現行の社会保険診療への消費税非課税
制度を見直して、課税にした上で「ゼロ」税率にする案なども浮上したが、
原則的に複数税率を認めない方針で今回は見送った。消費税非課税
による医療機関への負担は、いわゆる「損税」と言われ、医療界が
早期の是正を求めていた。ゼロ税率に関しては先の調査会が実施し
たヒアリングで、日本医師会などの三師会が導入を求めていた。
医療機関の高額な投資にかかる消費税負担に関して、新たな一定の
基準に該当するものを区分して手当てを行うこととなる。

在宅歯科医療について 道と道歯が連携の可能性

平成24年1月5日(木)道歯会館5階会議室において、第10回常務理事
会が開催された。報告事項の後、協議事項として平成24年度歯科保
健医療対策事業として厚労省が実施する「在宅歯科医療連携室整備
事業」について説明が行われた。これは在宅歯科医療を推進する為
に、医科や介護等の他分野との連携を図るための窓口を設置し、道
民や在宅歯科医療を必要とする要介護者・家族等のニーズに応える
ための事業とされる。現在、本道においては要介護高齢者に関わる
多職種連携が困難な為、要介護高齢者の歯科の問題について、共通
認識が図られていない等の課題がある。北海道保健福祉部では今後
の全道展開に先立って、条件の整っている地域において試行的に2
年間実施し検証を行う案を昨年12月、国に申請した。このことにつ
いて12日に開催される理事会において協議することが決定した。

歯が欠ける、しみる、詰め物がとれる、虫歯などの原因になる酸蝕歯

中高年の歯の病気というと「歯周病」「虫歯」を思い浮かべる人が多いだろうが、「酸蝕歯」を忘れてはいけない。酸蝕歯は飲み物や食べ物などに含まれる酸が健康な歯を溶かしていく病気で「歯が欠ける」、「しみる(知覚過敏)」「へこむ」「詰め物がとれる」「虫歯」などの原因になる。
 細菌増えているのは、胃食道逆流症による酸蝕歯です。欧米の研究では一般の人が12.5%しか酸蝕歯にならないのに、胃食道逆流症の人は4倍の50%近くがなるというデータもあります。時々、苦い液体が上がってくるような感覚に襲われるという人は、消化器の専門医に行くだけでなく、歯科にも行くべきです。

かみしめ癖、歯ぎしり注意

忙しいときや大変なときに「歯を食いしばって頑張る」とよくいわれますが、食いしばり過ぎると、虫歯がなくても冷たいもので歯がしみる知覚過敏や歯が欠けるほか、詰め物やかぶせ物が取れたり、歯周病が進んだりといったさまざまな誘因にもつながります。かみしめ(クレンチング)や歯をカチカチ鳴らす(タッピング)、歯ぎしり(ブラキシズム)などをまとめて「パラファンクション」といい、同じような弊害があります。
                  福島民友 2011.11.11

お口をパカッケアしやすく 要介護者向けの器具開発

要介護者の口の中が汚れたままだと、唾液と一緒に菌が気管が入り、誤嚥性肺炎を起こす。歯磨きなどの口腔ケアが重要だが、患者がなかなか口を開けてくれない場合、対応できる適当な器具がなかった。
 今回開発した開口唇器は、はさみ状の形。横にした状態で先端の翼状の部分を上下の唇に当て、そのまま持ち手をあごの方に90度下げ、左右に開く。ストッパーがあるので、一度開くとそのままの状態を保持。器具から手を放しても大丈夫で、左手で唾液などを吸引しながら右手で歯を磨くこともできる。
                  信濃毎日新聞 2011.11.11

たまには見てみよう、口の粘膜の変化

むし歯や歯周病は、歯科の2大疾患とされ、誰もが良く知っている病気です。しかし口の中には、歯だけでなく、歯ぐき、頬、舌など粘膜で被われている部分があります。実はこの粘膜にこそ、複雑でいろいろな病気があります。口の中だけに限局したもの、皮膚科や内科の病気と関連しそれらの一症状として現れるものなどがあり、診断が難しく、中には悪性のものも潜んでいます。
 口の中にはたくさんの種類の病気があり、大半は良性ですが人間が生きるために大切なしゃべる、食べるという機能を損ない、快適な日常生活を失わせます。そしてこれらの病気の中に癌が潜んでいることもあります。大学病院をはじめとする病院の歯科口腔外科は、このような口の病気の専門科です。病院には多くの診療科がありますので、関連する各診療科と連携し、再新の検査、治療機器を駆使して治療に当たっております。どんな病気も
早期発見、早期治療が大切です。
                  北海道経済 1月号 №51

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