病院で食べ物をのどに詰まらせて死亡する事故について、日本医療安全調査機構が分析したところ、入院から1週間以内に発生した事例では80歳以上の高齢者が多いことが分かった。機構は加齢による身体機能の低下や、入院前後の窒息リスクの高まりなどを認識することが必要だとして、入院前の食事内容を確認したり、とろみをつけた食事を活用したりすることなどを求める提言を発表した。
2015年10月から25年2月までに機構に報告された病院での死亡事故約3千件のうち、食べ物による窒息に関連した死亡事例は39件あった。このうち、入院から1週間以内に発生した事例は14件で、36%を占めた。機構は、手術後に発生した1件を除く13件を分析した。