北海道歯・口腔の健康づくり8020推進条例は、北海道における歯・口腔の健康づくりに関し、基本理念や道の責務および教育関係者、保健医療福祉関係者、道民その他の者の役割を明らかにするとともに、道の施策の基本的な事項を定めることにより、生涯を通じた歯・口腔の健康づくりに関する施策を総合的かつ効果的に推進し、道民の健康の増進に寄与することを目的に平成21年6月に制定された。
条例の制定から15年が経過し、その間の少子高齢化の進展による人口構成の変化および歯科疾患の疾病構造等の変化ならびに条例の施行状況の検討を踏まえ、施策をより一層推進していくこととするため、令和7年3月18日開催の北海道議会令和7年第1回定例会において条例を可決改正された。
【改正ポイントは下記のとおり】
「オーラルフレイルの理念」を追加
「定期的な歯科健康診査の促進」を追加
「歯科医師等の役割」の新設
「歯科医師等の役割」に「口腔健康管理」の推進と緊密な連携の重要性を明記