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歯周病治療が心臓病の予防になる

☆主要な歯周病原細菌のPorphyromonas gingivalis(P.g)が歯周炎病巣から毛細血管へ侵入し血液循環を経由して左心房に感染することで左心房の線維化や心房細動(不整脈)発症に関与することが明らかになった
☆心房細動患者では歯周炎の重症度に相関してP.gが左心房へ感染し、P.gの感染量が左心房線維化と関連することも明らかになった
☆歯周炎治療が、心房線維化の進展や心房細動の予防となる可能性があり、心房細動の新しい治療法の開発につながることが期待される

-2025年3月18日に米国心臓病学会公式科学誌Circulationに掲載-
https://doi.org/10.1161/CIRCULATIONAHA.124.071310

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