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クラスター発生の旭川厚生病院 外来診療の一部再開 7週間ぶり

新型コロナウイルスの国内最大規模のクラスター(感染者集団)が発生した旭川厚生病院が13日、約7週間ぶりに外来診療の一部を再開した。院内では昨年12月30日以降、新たな感染者がおらず、感染防止の対策が奏功したと判断した。ただ対象を、病院側が診療が必要として連絡した一部患者に限定した。初日は通常の外来患者の2割弱にあたる約200人が訪れた。

 旭川厚生病院は新型コロナの感染者を受け入れる専用病床を備える市内の5基幹病院の一つ。昨年11月22日にクラスターと認定され、新たな新型コロナ患者の受け入れや救急、外来診療、分娩(ぶんべん)を休止した。これまでの感染者の総数は311人に上り、感染者のうち職員は自宅療養とし、患者は院内で治療を続けてきた。

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