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肌にすむ常在菌

ニキビの原因は、思春期に男性ホルモンの作用で
皮脂の分泌が盛んになることや角化異常により、
毛穴の中でアクネ菌が増殖することです。

冒頭にも書きましたが、からだの臭いは皮膚についた細菌が原因で、
ほぼ無臭の汗が臭いを持つようになります。
足は体重を支えるため角質が厚くなり、それが死んだ細胞(垢)になります。
これをエサにして菌が繁殖するため、足の臭いは強くなることが多いのです。

しかし、顔やからだの皮膚を清潔にしようとゴシゴシと石鹸でこすって洗うと、
肌をきれいに保ってくれる常在菌まで洗い流してしまい、
若い角質細胞もはがし取ってしまうので、うるおいのない肌になってしまいます。

夏は汗をかくので肌にすむ常在菌が増え、肌の健康を保ってくれます。
秋になると汗も少なくなりますし、肌の乾燥も気になり始めますよね。
常在菌とうまく共生することも、肌のトラブルを避ける方法です。
洗いすぎに気をつけて、常在菌を味方にしましょう。

▼参考書籍:身近にあふれる「微生物」が3時間でわかる本
 佐巻健男著 明日香出版社
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i0qc2ps0kv3z37lcp5hGD

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