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歯科保健対策の拠点に 「支援センター」を設置 静岡県庁

静岡県は25日、県民の歯科保健対策を総合的に推進する「ふじのくに口腔(こうくう)保健支援センター」を県庁内に設置した。市町や関係機関との連携を強化して歯や口の健康を守り、健康寿命の延伸につなげる。

 歯科医師と歯科衛生士が常駐し、虫歯や歯周病を持つ人の割合など歯科保健に関する統計分析▽口腔機能低下で栄養摂取が難しくなる「オーラルフレイル」対策▽歯科保健計画の管理▽市町事業に対する技術的支援▽研修や会議の実施―などに取り組む。石田貴医療健康局長がセンター長を務める。

 県庁で山口重則健康福祉部長、柳川忠広県歯科医師会長、森野智子県歯科衛生士会長らが看板を除幕した。山口部長は「センターが中核的な役割を担い、県民の口腔機能の維持に努める」、柳川会長は「センターと連携し、地域だけでは解決できない課題をサポートする態勢をつくりたい」とあいさつした。

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