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歯周病ケア普及歯科健診

内容  歯周病検査、歯周病の予防・改善指導
場所  同健診の実施医療機関 ※各支所・公民館等にあるチラシ    や市HPに掲載。受診する場合は、事前に医療機関に申込み    が必要。
対象  ●昨年4月~来年3月に満30・40・50・60・70     歳の誕生日を迎えた、または迎える方
    ●妊産婦で職場等の歯科健診を受ける機会がない方(治療     中の方は対象外)
料金  500円(70歳の方は無料。その他の方も免除制度あ     り)
持ち物 健康保険証ほか ※妊産婦は、受診券と母子健康手帳を持    参。
その他 健診後、精密検査や治療が必要な場合は、保険診療の対象
     健康推進課 ℡25-6315

レセプト分析、健康指導 医療費適正化へ 川崎市

川崎市は2017年度から、生活保護受給者のレセプト(診療報酬明細書)データを分析し、医療費の適正化や健康管理に活用する事業を始める。適切な健康指導を行うことで、糖尿病など生活習慣病の重症化予防を図り、複数の病院を受診する「重複受診」や必要以上に病院に通う「頻回受診」の適正化につなげる。

 市の生活保護費は近年、高止まりしており、2015年度決算で年約596億円。このうち受給者の医療費を全額公費で賄う医療扶助費は約249億円を占め、今後の高齢化の進展でさらに増える見通しだ。

 市によると、受給者の医療扶助費についてはこれまでもケースワーカーらが指導してきたが、疾病名ごとの分析はできていなかった。

 新たな事業は、受給者約3万2千人の病名や受診内容、処方薬などのレセプトデータと健康診断結果の分析を民間業者に委託。指導が必要な受給者を抽出した上で、ケースワーカーや区役所の地域みまもり支援センターの保健師らが医療機関と協力し生活改善を含めて対応していく。

 17年度予算に事業費約1200万円を計上した。市生活保護・自立支援室は「より精度の高い、疾病ごとの詳細なデータ分析によって健康管理を支援できる。健康寿命が延伸できれば、医療扶助、介護扶助を抑制することになる」としている。

 市は後発医薬品の利用や重複受診の適正化を最大限図れた場合、医療扶助費の抑制効果を年2億2500万円と見込んでいる。

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