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●予防健康のインセンティブ ガイドラインを作成へ

厚労省の唐澤剛保険局長は4月17日の衆院厚生労働委員会で、国保法等改正案に盛り込まれた健康づくりや疾病予防のインセンティブについて「評価の基準をつくることが重要だ。受診抑制につながるようなものではなく、プラス面での評価を中心としたものを作成したい」と述べるとともに、運用時のガイドラインを作成する考えを示した。井坂信彦委員(公明)への答弁。唐澤局長はインセンティブについて、「医療機関を1年間受診しない人にポイントを付与したり、保険料を引き下げたりすると受診抑制につながり困るという声もある」と指摘。そのうえで、インセンティブの具体的な評価は有識者の意見など踏まえると説明、「現状では、健診や保健指導を受けたり、健康づくりに取り組んだりした人にインセンティブを与える仕組みを考えている」との見解を示した。
国保ニュース「国保情報(国保中央会発行)№1190より転載」

「研究者」人気集める 子どもが就きたい職業

研究者に憧れる子どもが増加中―。クラレは22日、今春小学校を卒業した子どもたちに将来就きたい職業を尋ねた結果、「研究者(理系)」が男の子2位(9・8%)、女の子7位(4・1%)と上位に入った、と発表した。

 担当者は「日本人のノーベル賞受賞者が相次いだことなどで仕事が身近に感じられたのではないか。研究職に興味を持つ子どもが増えれば日本のものづくりを支える力にもなる」と期待している。

 男の子の1位は「スポーツ選手」で18・6%だった。3位は「医師(5・5%)」、4位「ゲームクリエーター(5・2%)」、「エンジニア(5・0%)」と続いた。

 女の子の1位は「教員(8・9%)」で、2位は「医師(6・9%)」。5位には「漫画家・イラストレーター(4・3%)」が入り、担当者は「男の子よりも幅広い分野に興味を持っている」と分析している。

 調査はことし小学校を卒業し、使用済みのランドセルを途上国に寄付する活動に応募した全国の子どもたち約千人を対象に、1~3月に実施した。

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