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やぶ医者大賞 へき地医療の2人表彰 受賞者が講演 養父市

第1回の大賞に選ばれ、表彰状などを手渡された広島県北広島町の雄鹿原診療所長、東條環樹(たまき)さん(42)と、山口県萩市の国民健康保険むつみ診療所長、前川恭子さん(46)の2人はそれぞれ講演した。

 東條さんは「田舎の医療が日本を救う~地域医療ってホントはイケてる~」と題し、終末期医療や緩和ケアへの取り組みについて説明した。「穏やかな最期は難しいが、必ずやらねばならないこと」と話した。前川さんは「“やぶ医者”になった私」と題し、女医同士の交流などについて話した。

 パネルディスカッションでは、広瀬栄市長が、医師志望の高校生を対象に行っているセミナーなどの取り組みを説明。前川さんは聴衆に向け「自分の体を甘やかしすぎず、診てやらないといけない。あなた自身があなたの主治医だと考えてほしい」と語りかけた。

歯と口の健康アラカルト 油断大敵!むし歯の話

最近は定期健診を受けて、むし歯がなく良い状態を保っている患者さんが増えています。ところが突然むし歯ができる、しかもたくさんできることがあります。別に歯みがきをさぼっていたわけではありません。何故でしょうか?

 Aさんは就職後忙しくなり、久しぶりに来院すると、歯と歯の間に多くのむし歯ができていました。これは仕事で車に乗る時間が増え、その間に微糖の缶コーヒー1本をチビチビ飲んでいたのが原因でした。

 高齢のBさんはがん治療を受けている間にむし歯が増えてしまいました。がんがむし歯を作ったわけではありません。がん治療の副作用でお口が乾き、あめが手離せなくなっていたからです。

 C君は中学卒業まではむし歯はありませんでした。しかし高校に入りしばらくして来院すると、むし歯がたくさんできていました。特に甘い物は食べていないとのことでしたが、詳しく話を聞くと、クラブ活動で先生からこまめに水分補給をするように言われていました。ただ、この飲み物がいわゆるスポーツドリンクだったのです(ほとんどのスポーツドリンクには糖分がたくさん入っています)。

 いずれの患者さんも甘い物の取り過ぎがむし歯の原因になることは知っていましたが、生活や環境が変わった時にそのことを忘れ、知らないうちに甘い物がお口に中に入っていたようです。少量の甘い物でも長い時間お口の中にあると、あっという間にむし歯ができてしまいます。もちろん甘い物は楽しみであったり、エネルギーになったり、気分転換になったりと良い面もありますが、長い時間お口に入れないように気をつけましょう。

 大切な歯を長持ちさせるためには、かかりつけ歯科で定期健診をうけ、食生活のアドバイスや、お口の病気の早期発見早期治療をしてもらうとよいでしょう。

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