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根を詰めず、口の脱力を

上下の歯、無意識に接触させる癖ありませんか?歯が長時間触れていると、顎の関節や歯に負担がかかり、かみ合わせの違和感や入れ歯の不調につながることがあるそうです。どうしたら防げるのでしょうか。
 ぐっと歯を食いしばっても、あごなどに負担がかかるが、長くは続かない。一方、軽い接触は長時間化しやすく、問題はより深刻化しやすい。こうした癖を「TCH」と名付けた。TCHがあると、口の周囲の筋肉が緊張を続け、関節に力が加わり続ける。歯や歯肉にも影響が出る。通常は、疲れを感じた脳が「歯を離せ」と命令を出すのだが、TCHの人はこの命令を抑え込んでしまい、脳が命令を出さなくなってしまう。木野さんらの調査によると、片方の歯だけでかむ癖がある人がTCHになるリスクはそうでない人の2.8倍。精密作業に従事している人は2.2倍だった。
 不調を感じ、TCHの改善をはかるにはまず、歯の接触は体に良くないことと自覚しよう。「歯を離す」と気付かせてくれる文字や絵をかいた紙を10ヵ所以上にはることを木野さんは薦める。同じデザインのものをパソコンの周囲や車内など目につく場所にはろう。紙を見たら力を抜く。これを繰り返すと次第に上下の歯を離すまでの時間が短くなり、触れると同時に離れるようになるそうだ。「コツをつかめば、約3ヶ月で条件反射が戻り、治る人が多い」と木野さんは話す。

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