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医師、歯科医師34人を処分 免許取り消しは4人

厚生労働省は27日、刑事事件で有罪が確定するなどした医師、歯科医師計34人に対する免許取り消しや業務停止などの行政処分を決めた。同日、医道審議会の答申を受けた。発効は3月13日。

 免許取り消しは4人で、未成年の患者に対する強制わいせつ罪などで懲役4年が確定した杉江信之(すぎえ・のぶゆき)医師(53)、いずれも患者への準強制わいせつ罪で有罪が確定した横山和孝(よこやま・かずたか)医師(31)、新井泉(あらい・いずみ)医師(52)のほか、精神疾患が理由の医師1人。

 手術で左右の腎臓を取り違えて摘出したとして業務上過失傷害罪で罰金刑が確定した越智雅典(おち・まさのり)医師(52)が業務停止1年。このほか、医師法違反や覚せい剤の使用、診療報酬の不正受給などで医師17人と歯科医師10人を業務停止(3年~1カ月)とした。越智医師の補助をした医師と、無免許運転の容疑者をかくまった医師の2人は戒告にした。

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