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自然な歯科治療 歯と同じ色調の素材で

最近、無農薬野菜や無添加食品への関心が高まってナチュラル志向の人が増えています。歯科医療の現場でも、特に前歯の治療について自然に見えるようにと希望される患者さんが増えてきました。現在歯科治療では天然の歯と同じ色調の材料としてセラミック(せと材)と特殊なプラスチックが用いられています。歯の色は、みんな同じ色ではありません。人によっては、茶色系・黄色系・青系であったり透明感が強い歯もあれば、黄色身が強い場合もあります。セラミックや特殊なプラスチックの場合は、その患者さんの現在の歯に調和を取れるように作ります。
 これまでは、金属の方が加工しやすく、また精度も高いという理由から奥歯は金属で治すことが一般でしたが、今後ますます奥歯でも自然に見えるような治療に変わっていくでしょう。
                   福島民報 2007.8.20

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