歯科で用いられる金属の中には、まれにアレルギー症状を引き起こすものがあります。金属アレルギーかどうかを調べるには、パッチテストを用います。金属アレルギーありと診断された場合に、その歯科金属を除去すべきか否かというのはなかなか難しい問題です。
お金と時間をかけて除去しても、症状があまりよくならない場合もあり、慎重な対応が必要です。
神奈川新聞 2007.5.14
歯科で用いられる金属の中には、まれにアレルギー症状を引き起こすものがあります。金属アレルギーかどうかを調べるには、パッチテストを用います。金属アレルギーありと診断された場合に、その歯科金属を除去すべきか否かというのはなかなか難しい問題です。
お金と時間をかけて除去しても、症状があまりよくならない場合もあり、慎重な対応が必要です。
神奈川新聞 2007.5.14
歯の鑑定で発覚しにくいとされる「児童虐待」を見抜く診察が注目されている。歯科医と捜査現場との新たな連携や研究の蓄積などによって、児童虐待の早期発見につながると期待されている。
東京都歯科医師会が14年度に、虐待を受けた12歳以下の170人を対象に歯の状態を調査したところ、虐待児童は一般児童よりむし歯が多く、未治療の傾向がみられた。特に、ネグレクト(養育放棄)の児童は、むし歯の所有率は約8ポイント、本数は約2本、未治療のむし歯所有率は約7ポイント高かった。
産経新聞 2007.5.14
多くの人ができるのは「アフタ」や「アフタ性口内炎」と呼ばれるタイプ。黄色みを帯びた白い小さな潰瘍で、周囲が赤い帯状になる。ほとんどは原因不明で、体調不良やビタミン不足などのときにできやすい。ホルモンのバランスの影響ともいわれ、女性に多く、生理のたびにできる人もいる。また、口の中に傷でできることもあり軟膏を塗ると楽になるが、何もしなくても1週間ほどで治る。
ウイルス性口内炎は、ヘルペスといわれる単純疱疹や帯状疱疹などが多くいずれも抗ウイルス薬を使う。長引くようであれば歯科医院で診てもらうとよい。
毎日新聞 2007.5.11
寝たきりの高齢者の自宅に訪ね、入れ歯の調整や飲み込みのリハビリを指導している歯科医が、この10年間の体験を小説「愛は自転車に乗って」にまとめた。治療によって、再び口から食べられるようになった高齢者の話などは実話に基づいている。
訪問診療は、まだそれほど存在を知られていない。「もっと訪問歯科診療を知ってもらいたい。お年寄りが口から食べることをあきらめないでほしい。」と話す。
読売新聞 2007.5.1
6月6日(水)、NHK「ほっからんど北海道」の“北海道健康コーナー”に本会
の馬場常務が出演します。内容は『ドライマウス』についてお話しされますので
是非、ご覧下さい。
・放映日 6月6日(水)11:30~11:50(予定)
・テレビ局 NHK
・番組名 「ほっからんど北海道」北海道健康コーナー
・タイトル 『ドライマウス』
・ 出 演 北海道歯科医師会 馬場常務理事
歯はスポーツをする際、大きな影響を与える。食事をよく噛むことで十分な栄養を取れ、また噛む力で踏ん張り、力を100%出す。
現在入れ歯人口は、2300万人で、これは国民の5~6人に1人がいればのお世話になっている。入れ歯をすると噛む力が20%落ち、多くの人は、噛む際に”痛み”を感じる。この痛みを感じないように歯ぐきにあたる部分をシリコーンにしたり、スポーツ選手にはチタンを用いて軽く、強い入れ歯を開発した。
フジサンケイビジネスアイ 2007.4.27
保育園~中学校までの11年間フッ素洗口のみ実施してきた群と小学校時にフッ素洗口に併用して虫歯の危険度の高い歯に選択的にシーラントを実施してきた群の虫歯の状況の違いを20歳成人で評価したところ、統計学的にフッ素洗口+選択的シーラントが有意な差が認められた。また、成人になっても効果が持続していることが確認された。
口腔衛生会誌 2006
高齢者の健康を保つため、歯磨きなどで口の中をきれいにする口腔ケアが注目されている。東京歯科大学の奥田先生がケアを受けた高齢者に、インフルエンザ発症が少ないという調査結果をまとめた。インフルエンザだけでなく、他の細菌などの除去にも、口腔ケアが重要である。高齢者に多い誤嚥性肺炎は、口の中の細菌が気管から肺に入り込んでおきますが、ケアはこういった病気の予防にもなる。
北海道新聞 2007.4.10