記事一覧

歯科医師によるワクチン接種

 延べ3,813人の歯科医師が5・6月に、延べ23万2,940人に対してワクチン接種を行なっている。日本歯科医師会の15日の定例記者会見で堀 会長と柳川副会長が報告したもので、47都道府県歯科医師会のうち、26歯科医師会が接種を行なっている現状を明かした。
 
 堀 会長は、Eシステムを活用したワクチン接種の事前研修の受講者が13日時点で1万8,045人と説明し、「予想をはるかに超えた数で、全国の歯科医師の強い使命感の発露と受け止め、感謝申し上げる」と述べた。さらにワクチン接種に携わった数などについて報告した総理、官房長官、厚労大臣などから感謝の言葉があったと紹介した。

 柳川副会長は、Eシステムを使った事前研修の受講者のうち、約6,800人が初めてEシステムを使った人とわかったと言及。ITが苦手などの理由でEシステムを使ってこなかった会員もいるとの認識を示し、「国難にあってワクチン接種が必要だと使命感に燃えて受けたことを強く感じた」と強調した。

【歯科通信】

過去ログ