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洗口液に異物混入 大分市の小学校 健康被害はなし

大分市教委は1日、市内の小学校で虫歯予防のフッ化物洗口液に異物が混入していたと発表した。児童が口に入れる前に見つけたため、健康被害はない。

 市教委によると、同日午前8時20分ごろ、クラス担任が専用容器に入った洗口液を紙コップにつぎ分けた際、直径約0・5ミリの黒い異物が浮いているのに気付いた。県薬剤師会に異物の調査を依頼している。

 容器は毎回の使用後、学校で水洗いして保管。学校薬剤師が新しい液が入った容器を届ける際、回収して洗浄している。市教委はポンプ部分に異物が残っていた可能性があるとみて、別の容器に取り換える方針。それまで小学13校、中学2校で実施している洗口を取りやめる。

 市教委は昨年、同市内の公立小中の計2校で洗口を始めた。学校数を順次増やし、2020年から全校で実施する計画。

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