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抜けた乳歯はどうする?

乳歯が抜けたとき、日本では【下の歯は屋根の上に放り投げ、上の歯は縁の下に投げ入れる】という風習があります。これは新しい歯は抜けた歯のある場所に向かってはえるといういい伝えから、歯がまっすぐきれいにはえてほしいという願いを込めたものです。それでは世界の国々ではどのような風習があるのでしょう。
 アメリカやカナダなどでは、【寝る前に枕の下においておくと、歯の妖精がもっていって代わりにお金やお菓子などのプレゼントをくれる】という話があります。フランスやスペインのように、歯をもっていくのが妖精ではなくネズミという国も多いようです。また、アフガニスタンやバングラディッシュでは、ネズミの巣穴に落とし、エジプトやオマーンでは太陽に向かって投げるそうです。
 チリやコスタリカのように抜けた歯をペンダントやイヤリングにする国もあるんですよ。

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