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令和3年生産金額 医療機器2兆6,019億円、「歯科用金属」は1,072億円

令和3年の医療機器全体の生産金額は2兆6,019億4,700万円で、前年に比べ8.4%(2,013億8,300万円)増加した。歯科のトップは「歯科用金属」1,072億6,800万円で、前年に比べ7.2%(71億7,900万円)増、2位の「歯科用接着充填材料」は389億6,800万円で前年に比べ32.7%(95億9,900万円)増、3位の「歯科用ユニット」は206億9,800万円で、前年に比べ20.7%(35億5,300万円)増加した。

 厚労省がまとめた「令和3年薬事工業生産動態統計年報」によるもので、昨年12月23日に公表。


【日本歯科新聞】

電気自動車導入

 2023年は、タクシーの電気自動車導入が一気に加速し、タクシーがEV普及の
起爆剤になりそうです。昨年12月、タクシー配車アプリ「GO」などを運営する
モビリティテクノロジーズ(MoT)は、「タクシー産業GX(グリーントランスフォー
メーション)プロジェクト」について記者会見を開き、タクシーの電気自動車導入・
運用支援を発表しました。MoTが提供するのはトヨタ自動車の「bZ4X」や
日産自動車の「リーフ」「アリア」などの電気自動車で、新エネルギー・産業技術
総合開発機構(NEDO)の助成を受け、手始めに2023年春までに700台を提供、
2031年までに最大2500台規模にまで拡大する予定でNEDOの助成を使って
提供する2500台を含め、2030年までに全国のタクシーの5台に1台をEV
タクシーに置き換えたいとしています。また、MoTは車両提供と合わせ、事業者の
営業所等に急速充電器400台、普通充電器2500台の計2900台の設置を発表。
タクシー事業者はMoTとリース契約を結び、また、充電量に応じたチャージ
サービス料を支払う仕組みです。
 計画では2027年までに二酸化炭素排出量年間3万トン削減を見込んでおり、
これは新たに東京ドーム800個分の森林を作るのと同等の削減効果となります。
運輸業界の二酸化炭素排出量は、全産業の中で約17%と大きな割合を占めて
いるだけに、日常的に使うタクシーのEV化は、利用者の意識を変え、自動車業界
に大きな変革をもたらす可能性があります。

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