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小児の摂食行動に食品マーケティングが影響

食品のマーケティングと小児から思春期(0-19歳)の摂食行動および健康の関連を評価した論文96報で系統的レビュー、80報(対象計1万9372人)でメタ解析を実施。食品マーケティングと食品摂取、選択、嗜好、購入、(小児による養育者への)購入要求、う歯および体重との関連を検討した。

 その結果、食品マーケティングにより食品の摂取(標準化平均差0.25、95%CI 0.15-0.35、P<0.001)、選択(オッズ比1.77、95%CI 1.26-2.50、P<0.001)および嗜好(標準化平均差0.30、95%CI 0.12-0.49、P=0.001)の有意な増加が見られた。P値の統合により、マーケティングと購入要求の関連に有意性が示されたが、購入との関連に明白な根拠は認められなかった。歯の健康および体重に関しては、十分なデータが得られなかった。GRADEで評価したエビデンスの確実性は、摂取および選択が「非常に低」-「中」、嗜好および購入が「非常に低」だった。

毎年の歯科健診義務検討へ 骨太方針、医療費抑制で

政府が6月にまとめる経済財政運営の指針「骨太方針」に、全ての国民に毎年の歯科健診を義務付ける「国民皆歯科健診」の導入に向けた検討をする内容を盛り込むことが30日、関係者への取材で分かった。丈夫な歯を守ることで他の病気の誘発防止や健康維持に取り組み、医療費抑制につなげる。

 厚生労働省と日本歯科医師会(日歯)は食生活などに影響が出ないよう、日々のケアをすることで80歳で自分の歯を20本以上保つ「8020運動」などを進めてきた。歯が多く残っている方が健康を維持しやすいことが明らかになっているという。

 厚労省の2016年歯科疾患実態調査によると、80歳で自分の歯が20本以上ある人の割合は51・2%で、11年調査の40・2%から11ポイント増加した。

 厚労省によると、虫歯や歯周病などの早期発見に向け、歯科健診を現在義務付けているのは1歳半と3歳の子供、小中高生への毎年の学校健診など。健康増進法に基づき自治体が40歳から10年ごとに対象者に実施する健診もある。

「お酒と食のおいしいマルシェ」

北海道新聞に、北海道のワイナリーを紹介する「お酒と食のおいしいマルシェ」企画のVOL.3を掲載しました。今回は十勝特集です。
なかでも、新設のワイナリーとして注目を集める、「めむろワイナリー」について取材、詳細をまとめました。なぜ「めむろワイナリーに注目なのか。一読いただけると嬉しいです。
https://hokkaido-v.jp/events/local-wine-and-food-3/
同時に地元のじゃがいも、ラクレットチーズ、カカオニブの北海道オリゴ糖蜜漬けなどとの今回だけのペアリング通販も5日まで行っています。
また、6月25日には生産者、めむろワインと十勝の食材をメニューとしてペアリングしてくれたノブキッチンの栂安さんを招いたセミナーも予定しています。

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